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英語の理論

今回から新連載(?)の『英語の理論』では、どうしても実践の前に理屈を理解できている自信が欲しい方向けに、我流ながらわかりやすい英語の理論を解説していきます。


英語の基本構造

英文を作るうえで意識することは下記のことだけです。

誰が:どうする:何を
主語:動詞  :目的語
S :V   :О

CとかMとかはむずい気がしちゃうので考えないようにしましょう。
一応例を出すと
I drink water.
主語:I(私)動詞:drink(飲む)目的語:water(水)です。

英語と日本語の違い

助詞:を、の、が、は、と、も…etc
↑のように単独で意味を成さず、他の語と一緒に使う語を助詞といいます。
前項で気づいた方もいると思いますが、英語には助詞がありません
つまり日本語なら
飲む。
このように順番を変えても通じる文章が、英語では通じません。
この順番を守るルールのことを語順といいます。

英語では必ず、S-V-Oの語順を守りましょう。
次の語群を英語の語順に従って並べ替えて、英訳してみましょう。

①私・ディナー・食べる
②犬・あなた・好き  (二通りあります)
③である・彼・子ども

一つずつ解説します。
①の単語をS-V-Oに並べると…
 私S・食べるV・ディナーO
これを英訳すると…
 I / eat / dinner ⇒ I eat dinner.
となります。

②は二通りの文章が考えられますね。
 犬S・好きV・あなたO
 あなたS・好きV・犬O
あとは上でやったのと同じですね。

③では「である」という単語が出てきましたね。
これは一度並べれば簡単にわかります。
 彼S・子どもC・であるV
「彼は子供である」という文章から助詞の「は」を取っていますね。
これをS-V-Oっぽく並べてみると…
 彼S・であるV・子どもC
CはOみたいなものです。これを英訳すると…
 He / is / a child ⇒ He is a child.
となります。

He is a child の文章を見てisは「である」という意味の動詞だということがわかりましたね。
この動詞は文章の主語によって変化します。

  • I am 

  • You are

  • He is

この三つを覚えれば完璧ですね。

修飾語M

S-V-Oの次にMが続く場合があります。
Mは修飾語のことで、例えば場所、時、程度を表します。

この文章をS-V-Oに分けてみましょう。
He ate pizza at a restaurant.
S:He V:ate O:pizza まではわかりますね。
at a restaurant という部分がMです。
注目してほしいのはMの最初のatです。
atは前置詞の一つです。
前置詞は、「ここからがMで、説明してるのは〇〇(場所、時など)だよ~」と教えてくれる単語です。
折角なのでいくつか覚えてしまいましょう。

イメージで覚える前置詞

まとめ

『英語の理論』一号でした。
長くても五号くらいで終わりそうなのでしばらくの間お付き合いください。

それでは、お読みくださりありがとうございました!

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