踊る傀儡
内面は眠る。心情は喜ぶ。外面は仏頂面。客観的には溢れ出る水だが、主観的には空気。
バラバラなのだ何もかも。一致している方がこの世では珍しいのでは無いだろうか。僕目線ではそう思うが、私目線では否であると思いたい。
心躍る事と云えば聞こえが良い。楽しんでいる状態、まさに心の中で踊っているのだ。これが僕が珍しく一致している状態。愉悦、快楽。僕の心の操り人形。糸が縺れていない正真正銘の私。
人形というものは不思議なモノで情が移りやすいらしい。それがどんな情であれ人形にインプットされ、挙げ句には他人へアウトプットされる。糸が付いてないと大変ですね。他人事の用ですが、人形は大切にした方が良いですよ。捨てるなんてもったいない。
…ねぇ、ごみ袋に詰めるなんてやめてよ
愛する
火をつける
切り裂く
他人へあげる
これは何?
僕は選択を放棄した