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東と西
東と西と言われると、ぼくは西の人間になるのだろう。生まれは三重というなんとも東西微妙なラインだけれども、文化的には関西の色が濃いから自分では西だと思っている。
味の好み的にも西の色が強い。うどんやそばはダシが透き通っているほうが好きだし、どん兵衛も西のバージョンがいい。というかどん兵衛に関しては東の人も西のを食べると世界が変わると思う。
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そんなぼくも数年東京に住んでいると、東京の東と西について話すことがたびたびある。東京暮らしに関しては、ぼくは東だ。墨田区とか江東区とか、たぶん東と呼ばれる土地に馴染みがある。いわゆる中央線沿いとかは西になるのだろう(東京に詳しくないのでこのあたりの雑さはご勘弁いただきたい)。
最近阿佐ヶ谷に行くことがあって、東と西の雰囲気の違いというのは、たしかにあるんじゃないかな、と思った。東京初心者マーク付きの自分だけれど、東はやっぱり下町感があって、西はもうちょっと都会っぽいというか…。
どう言語化したらこの違いを言い表せるのだろうと考えながら、中央線に揺られて帰った。答えは出なかったけれど、これはもっと足を運んで、いろんな場所にふれるのが一番なんだろうと思う。