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「ええ子ちゃん」をやめたって、大丈夫なんだよ

ここ最近で衝撃をうけた言葉。
「そんな『ええ子ちゃん』である必要ない」
頭からボワンッと煙が出そうなほど、びっくりしちゃった。

仕事での話。詳しいことは書けないのですが。自分にとって不利益、例えば休みが減るとか、そんな条件で、引き受けざるを得ない雰囲気がやって来た。ふんわりやって来るんですよねー。

最初聞かされたとき、正直しょんぼりしてしまいました。そんな〜て、がっくし来たもん。

落ち込んだ次に連想したのは、しゃーない。仕事とは往々にして理不尽で、誰かがやらなきゃいけなくて。今回はわたしの番てこと。本当に嫌だけど、飲み込もう。己を諭すようにして、あきらめの体です。

頭の中で散々逡巡し、ひとり脳内会議を終えた後、「引き受けます」と斜め右下を見て返事して。そしたら、職場の人に言われたのです。「そんな『ええ子ちゃん』である必要ないし」、「ええやん。『そうじゃなきゃ無理です、やりません』て言ったらええやん」。

え? いいの? そんなわがままを言ってもイイノデスカ。驚きのあまり、カタコト風になってしまった。だって聞いてるだけで、ドキドキ緊張したんだもの

わたしへ発破をかけた人は「当たり前やろ」とばかりに、堂々とした態度。そうか、そんなもんなのね。わたしは圧倒されつつも、ワクワクしちゃった。

恐る恐るではあるものの、「そうじゃなきゃ、やりません」と言うか。ビクビクと虚勢を張って、最終的な答えです。

結果どうなったか。それがね、いい意味でどうもならなかった。わたしが引き受けることにはならなかった。かつ、「ケっ。アイツ自己中な要求するぜ」的な批判にさらされることも無し。ほっと胸を撫で下ろしたなあ。

仕事における交渉にて、譲歩とか、忖度とか。ドヨーンとするイメージが湧いちゃう、そこのアナタ。わたしも同じくです。多少ダメージを食らったとて、ちょっと損するくらいの選択にしときゃ、無難な気がしますよね。

でもね、もしかしたら。あなたが思う以上に、あなたが欲して然るべきものを、「欲しいんです」「譲りたくない」と言ったとて良いかも。ここまで気遣いながら、言葉を選んでるアナタだから。きっと、やさしく伝えられるはず。

過度な遠慮はどうも不要そうだよ。思うところを、ちゃんと言って大丈夫。そっとお伝えしたい、耳より情報でした。

では また

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