2023.12.25(月)株式相場 株式相場の記録をしていきます
経済動向
日経平均株価は前営業日比84.98円高と小幅続伸。前週末22日の米株式市場では、NYダウが小幅に反落したものの、ハイテク株は堅調でナスダック指数は上昇した。これを受け、東京市場も朝方は買いが先行する展開となり、日経平均株価は一時200円を超える上昇となった。しかし、今晩は海外の主要市場はクリスマスの祝日で休場となるなか、市場参加者は限られ全体相場は薄商いだった。半導体関連株などが底堅く推移したが、海運株が急落したことも警戒された。
中国株式市場は小幅高。ただゲーム関連株は、引き続き新たな規制案に圧迫された。香港市場はクリスマスで休場。上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数終値は10.223ポイント(0.31%)高の3347.451。上海総合指数終値は4.0374ポイント(0.14%)高の2918.8126。先週末22日、オンラインゲームに関する包括的な規制案が発表され、ゲーム各社に
打撃となるとの見方から騰訊控股(テンセント・ホールディングス)などが急落した。翌23日、当局は業界の健全な発展を促進するのが新規制案の目的だと説明し、意見公募に基づき内容を修正する考えも示したが、投資家の不安心理は解消されなかった。イラン外務省の報道官は25日、同国がインド沖を航行していたケミカルタンカーをドローン(無人機)で攻撃したとする米国の主張を「根拠がない」と非難した。米国防総省は23日、インド沖200カイリのインド洋でリベリア船籍の日本のタンカーがイランの無人機による攻撃を受けたと明らかにした。船上で火災が起きたものの消火され、けが人もでなかった。イランはイエメンの親イラン武装組織フーシ派とともにイスラエルのパレスチナ自治区ガザ攻撃を非難。フーシ派は紅海でイスラエルと関係がある商業船への攻撃を続けている。
イスラエルのネタニヤフ首相は25日、イスラム組織ハマスとの戦闘を続けると改めて表明した。一方、パレスチナ自治区ガザの保健当局はイスラエル軍の空爆で一晩で100人以上が死亡したと発表した。ネタニヤフ氏はこの日、視察したガザ北部で「われわれは止めない。戦争はわれわれが終わりにするまで続く」と強調した。