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2023.8.30(水)株式相場           株式相場の記録をしていきます

経済動向

  • 日経平均株価は前営業日比106.49円高の3万2333円46銭と3日続伸。主力株をはじめ広範囲に買いが優勢となった。前日の欧米株市場が全面高となったことを受け強気優勢の地合いが続いた。

  • 岸田文雄首相は30日夕、官邸で会見し、ガソリンなどの新たな価格激変緩和措置を9月7日から発動すると表明した。流通の混乱を招かないよう段階的に進め、現在185円程度のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格を10月中に175円程度まで抑制する。9月末までとしていた電気・都市ガス料金の激変緩和措置も継続する。

  • 中国・香港株式市場は横ばい。地政学リスクや不動産市場関連のニュースに注目が集まった。米中関係に注目が集まった。在米中国大使館は29日、中国が「投資できない国」になったという声が米企業から出ているとしたレモンド米商務長官の発言に反論し、中国政府は外国企業の市場アクセスをさらに改善するために取り組んでいると表明した。

  • 米商務省が30日発表した2023年第2・四半期の実質国内総生産(GDP)改定値は年率換算で前期より2.1%増と、7月に発表された速報値の2.4%増から下方改定された。在庫投資と設備投資、知的財産権への支出が速報値から下振れしたのが要因。

  • 欧州株式市場は反落して取引を終えた。デンマークの電力大手オーステッドなどの公益企業が売られた。オーステッドは24.8%と過去最大の下落率となった。米国で160億デンマーククローネ(23億ドル)の損失が見込まれると発表したことが嫌気された。OMXコペンハーゲン20指数は1.55%安。ドイツの重電大手シーメンス・エナジーは3.3%、ドイツの電力会社RWEは4.7%それぞれ下げた。

  • 米国株式市場は4日続伸。米経済の軟化を示す新たな指標が発表され、
    米連邦準備理事会(FRB)が9月に利上げを一時停止するとの見方が強まった。S&P総合500種は約3週間ぶりの高値を付け、ナスダック総合は8月1日以来の高値で引けた。企業向け給与計算サービスのオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)が発表した8月の民間部門雇用者数は17万7000人増加と、予想(19万5000人増)を下回り、労働市場の失速を示唆した。

↓8/30(水)経済指標をまとめました。

2023/8/30

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