2023.2.6(月)株式相場 株式相場の記録をしていきます
経済動向
日経平均は、前営業日比184.19円高と、4日続伸して取引を終えた。次期日銀総裁に関する報道を受けて、緩和修正への過度な警戒感が後退した。堅調な米雇用統計を受けて為替はドル高/円安となっていたが、きょうのアジア時間でも一段と円安が進み、輸出関連株を中心に買いが入った。ただ、後場に円安が一服すると、伸び悩んだ。
イエレン米財務長官は6日、労働市場が力強さを維持する中、インフレは大幅に低下しているとし、米経済は景気後退(リセッション)を回避できるとの考えを示した。
米国株式市場は主要株式指数が続落して取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)の利下げ開始時期が予想より遅れる可能性があるとの見方が重しとなった。先週発表された1月の米供給管理協会(ISM)非製造業総合指数(NMI)や雇用統計が堅調だったことを受け、FRBのトーンに変化が見られるかどうか見極めようと、市場関係者はパウエル議長が7日に予定するインタビューなど週内の当局者発言に注目している。