2023.5.9(火)株式相場 株式相場の記録をしていきます
経済動向
日経平均株価は前営業日比292.94円高と反発。朝方から買いが先行し、日経平均は1年4カ月ぶりの高値をつけた。前日の米国株市場ではNYダウが小幅安となる一方、ナスダック総合株価指数は小高く引けるなど、高安まちまちの展開だった。10日発表予定の4月の米消費者物価指数(CPI)を前に様子見ムードが強かったが、東京市場では買い意欲が旺盛で、好決算発表銘柄を中心にリスクを取る動きが全体相場を押し上げた。先物主導で日経平均は寄り後も一貫して下値を切り上げる展開に。取引終盤はやや伸び悩んだものの、300円近い上昇幅をキープして着地している。業種別では33業種中、空運を除きほぼ全面高。個別株も値上がり銘柄数は1500近くに達し、プライム市場全体の82%を占めた。売買代金は3兆2000億円台と高水準で、3営業日ぶりに3兆円を上回っている。
米金融・債券市場では、国債利回りがやや上昇した。物価圧力が継続的に緩和しているか見極めようと、10日発表の米国の4月の消費者物価指数(CPI)統計が注目されている。市場はCPIのほか、米国の銀行危機や議会での連邦債務上限引き上げを巡る攻防にも注目。
米国株式市場は主要株価指数が下落して取引を終えた。米消費者物価指数(CPI)の発表や米債務上限問題を巡る協議を控え投資家が警戒姿勢を強めた。