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2023.7.20(木)株式相場           株式相場の記録をしていきます

経済動向

  • 日経平均株価は前営業日比405.51円安と急反落。前日の米国株市場では景気敏感株を中心に買いが優勢で、NYダウは8連騰でフシ目の3万5000ドル台を回復したが、一方で半導体株は軟調な動きで、SOX指数が下落したことから、東京市場では半導体関連株への売り圧力が強まった。先物主導のインデックス売りに加え、値がさ株が売られたことで全体指数が押し下げられた。取引時間中に為替が円高方向に振れたことも輸出セクターにマイナス材料となったほか、来週の日米欧の金融政策決定会合を前に買い手控えムードが強い。値下がり銘柄数はプライム市場の7割近くを占めている。また、全体売買代金も低調で3兆円台を下回ったのは5月11日以来となる。

  • 中国株式市場は下落。朝方の高値から押し戻された。政府が民間企業への支援強化を表明したが、具体策に乏しいとの見方で売られた。香港株式市場も小幅続落。

  • 半導体受託生産最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が20日発表した第2・四半期決算は、純利益が前年比23.3%減少した。TSMCは世界的な景気減速を背景に今年の売上高が約10%減少すると予想し、通期の投資支出も従来予想の下限に引き下げた。魏哲家最高経営責任者(CEO)は、人工知能(AI)関連の需要は高いものの、世界経済の回復が予想以上に遅れており、より広範な最終市場の低迷を相殺できていないと指摘。

  • 欧州株式市場は3日続伸して取引を終えた。資源株、ヘルスケア株、銀行株が押し上げた。

  • 米国株式市場はS&P総合500種とナスダック総合が下落して取引を終えた。四半期決算を受けたテスラとネットフリックスの下げが重しとな
    った。一方、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が好調な通期見通しを背景に買われ、ダウ工業株30種は9連騰を記録した。テスラは9.74%下落し、下落率は4月20日以来の大きさとなった。第2・四半期の粗利益率が4年ぶり低水準に落ち込み、さらなる値下げを示唆したことが嫌気された。ネットフリックスも決算が予想を下回り8.41%下げ、12月15日以来最大の下落率となった。

↓7/20(木)経済指標をまとめました。

2023/7/20

今後の重要イベント

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