2023.5.26(金)株式相場 株式相場の記録をしていきます
経済動向
日経平均株価は前日比115.18円高。前日の米株式市場では、NYダウが5日続落したが、ナスダック指数は上昇した。好決算を発表したエヌビディアが一時29%高と急騰し半導体関連株などが買われた。この流れを引き継ぎ、東京市場も値を上げてスタート。半導体関連株が軒並み高となるなどハイテク株を中心に買いを集めた。為替はニューヨーク市場で一時1ドル140円台と昨年11月以来、約半年ぶりの円安に振れたことも追い風となった。日経平均株価は前場には一時3万1101円と、22日につけたバブル崩壊後の高値(3万1086円)を上回る水準まで上昇した。ただ、後場にかけ上昇幅は縮小した。
岸田文雄首相は26日の参院予算委員会集中審議で、消費税の増税を考えているかとの質問に「今考えていない」と述べた。山本太郎委員(れ新)への答弁。山本氏は格差解消は重要政策に含まれているかを質問。首相は「重要政策として挙げている日本経済の再生と少子化対策で格差の是正は当然要素として議論していく」と答えた。山本氏は格差是正の手段として消費税減税を提言した。
米国株式市場は大幅上昇して取引を終えた。連邦債務上限引き上げに向けた協議が進展しているとの見方が背景。半導体銘柄は2日連続で急騰した。米共和党のマッカーシー下院議長は26日、25日夜に行われた債
務上限を巡る協議で進展があったと明らかにした。29日は米国株式市場は祝日で休場となるため、投資家は債務上限交渉の行方を注視していた。米連邦債務の上限引き上げを巡る協議で共和党側の交渉担当者を務めるパトリック・マクヘンリー下院議員は26日、連邦議会議事堂で記者団に対し、債務上限引き上げを巡る合意は手の届く範囲にあるが、まだ合意には至っていないと述べた。一方、議会は6月5日の期限を前に債務上限を引き上げることができると語った。
イエレン米財務長官は26日、債務上限が引き上げられなければ、米政府は早ければ6月5日にデフォルト(債務不履行)に陥る可能性があるとし、早ければ6月1日としていたこれまでの期日を後ずれさせた。イエレン氏は議会に宛てた書簡で「6月5日の週には、財務省が全ての支払い義務を満たすには財源不足となる見込みだ」と述べた。
↓5/26(金)経済指標をまとめました。
今後の重要イベント
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