2024.3.8(金)株式相場 株式相場の記録をしていきます
経済動向
日経平均株価は前日比90.23円高と4日ぶりに反発。前日の米株式市場では、NYダウは130ドル高と続伸。エヌビディアなど半導体関連株が上昇するなか、買いが先行する展開となった。これを受けた、東京市場も堅調な値動きとなり、午後1時前には日経平均株価は一時400円近く上昇し、4万円回復まであと一歩に迫った。ただ、その後は半導体関連株などへの利益確定売りが優勢となり、上昇幅は縮小。週末要因に加え、今晩は米2月雇用統計が発表されることもあり、いったん手仕舞い売りを出す動きが強まった。今日は先物とオプションが同時に清算を迎えるメジャーSQ(特別清算指数)の算出日で出来高も膨らんでいる。
中国株式市場は反発して引けた。週間ベースで4週連続で値上がりした。
香港株式市場も反発。主要中央銀行による利下げ期待を受けて上昇した海外市場に追随した。欧州株式市場はほぼ横ばいで取引を終えた。ただ、8日に発表された米雇用統計などを受けて投資家は主要中央銀行が早期に利下げを始めるとの見方を強め、フランスのCAC40指数が過去最高値を更新した。CAC40指数は0.15%上げた。前日に過去最高値を付けたドイツのDAX指数は0.16%安。
米国株式市場はS&P総合500種とナスダック総合が下落して取引を終えた。一時過去最高値を更新したものの、半導体株が下げに転じたほか、まちまちの内容となった米雇用統計を受けた。S&P500とナスダックは取引時間中の最高値を更新。ただ前場後半から失速した。フィラデルフィア半導体指数(SOX)も一時最高値を更新したが、終値は4%安となった。人工知能(AI)ブームの筆頭格、エヌビディアも5.6%安と7営業日ぶりに反落。一時5%超上昇する場面があった。ブロードコムも7%安。7日に発表した年間売上高見通しは500億ドルに維持され、アナリスト予想をわずかに下回る水準となった。米国株は序盤に上昇していた。米労働省が8日発表した2月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数は前月比27万5000人増加と、市場予想(20万人増)を上回った。ただ、過去2カ月分の雇用の増加数が合計16万7000人下方修正されたほか、失業率が約2年ぶりの水準に上昇し、米労働市場が減速しつつある可能性が示唆された。
日銀は18―19日の金融政策決定会合でマイナス金利解除を含む政策修正について議論するとみられる。日銀では昨年を上回る賃上げ実現に期待感が高まっており、政策委員の間でも同会合でのマイナス金利解除を支持する声に広がりが出ているもようだ。ただ、足元の消費の弱さを警戒する声も根強い。日銀は13日の春闘集中回答や15日の連合第1次集計まで見極めた上で、最終的に判断する。複数の関係筋が明らかにした。
↓3/8 (金) 経済指標をまとめました。
Fear & Greed Index
→71 GREED
今後の重要イベント
※3月 権利確定日
権利付き最終日 3/27(水)
権利落ち日 3/28(木)
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