見出し画像

2023.6.30(金)株式相場           株式相場の記録をしていきます

経済動向

  • 日経平均は、前営業日比45.10円安と3日ぶりに反落して取引を終えた。月末・四半期末で投資家のリバランス(資金の再配分)など需給に絡む売りが出た。一方、1ドル=145円台まで進んだ為替の円安は、一定程度支えとなった。下げ幅を広げ一時315円安の3万2918円77銭まで下落した。前日の米国市場で長期金利が上昇したことから、割高感から主要な半導体関連銘柄や電子部品などのハイテク株に売りが出た。ただ、下値では押し目買いも入り、大引けにかけては下げ渋る展開となった。

  • 日経平均は4ー6月の四半期でみると、終値ベースの上昇幅は5147円56銭と過去最大となった。これまでの最大は1988年1―3月期の4696円26銭。6月の月間上昇幅は2301円16銭だった。5月は2031円44銭だった。

  • 中国株式市場は反発して終了した。香港株は横ばいだった。6月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が低調だったことから経済への懸念が強まり、景気刺激策への期待が高まった。

  • 米アップルの時価総額が30日、3兆ドルを突破した。終値ベースでの大台超えは初めて。日中の取引で3兆ドルを超えたのは昨年1月以来2回目。インフレ鈍化の兆しに加え、アップルが仮想現実(VR)などの新市場を開拓しながら収益を伸ばすという成長への期待が株価押し上げにつながった。

  • 米国株式市場は主要3指数が揃って上昇して終了した。アップルの時価総額が再び3兆ドル台に乗せたことが押し上げ要因になったほか、経済指標でインフレ鈍化が示され米利上げサイクルが終了に近いとの見方が強まったことも追い風になった。商務省が朝方発表した5月の個人消費支出(PCE)価格指数は前年同月比、前月比ともに伸びが鈍化。一方、借り入れコストが上昇する中、自動車など耐久財への消費が抑制され、5月の個人消費は停滞。第2・四半期の経済成長の勢いが大幅に失われたことが示唆された。これを受け、米連邦準備理事会(FRB)の利上げサイクルは終了に近づいている可能性があるとの見方が台頭。

↓6/30(金)経済指標をまとめました。

2023/6/30

今後の重要イベント

今後の重要イベント

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?