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2023.4.12(水)株式相場           株式相場の記録をしていきます

経済動向

  • 日経平均株価は前営業日比159.33円高と4日続伸。休場明けとなった前日の欧州株市場が全面高となり、米国株市場でも景気後退懸念が緩和されるなか、NYダウが4連騰となったことから、これに追随する動きとなった。為替市場で円安が進むなか、海運や鉄鋼など景気敏感株への買いが目立ち、全体相場を押し上げた。ただ、日経平均は一時200円近い上昇をみせたものの、その後は伸び悩んだ。日本時間今晩に発表が予定される3月の米CPI発表を前に、この結果を見極めたいとの思惑から様子見ムードも漂う。

  • サイゼリヤはこの日の取引終了後、23年8月期業績予想の修正を発表。純利益を44億円から42億円(前期比25.8%減)へ引き下げた。資源価格の高騰や円安による食材価格上昇の影響を受ける見通し。売上高は1700億円から1772億円(同22.8%増)へ見直した。なお、同時に発表した上期(22年9月~23年2月)決算は、売上高が前年同期比21.2%増の838億7000万円、純利益は同88.2%減の5億9500万円だった。

  • 米労働省が12日発表した3月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前年比伸び率が5.0%と、前月の6.0%から減速し2021年5月以来の穏やかな伸びになった。ただ、家賃の根強い上昇を背景に基調的なインフレ圧力は継続しており、米連邦準備理事会(FRB)は5月の会合で追加利上げに動く公算が大きいとみられる。

  • カナダ銀行(BOC、中央銀行)は12日、政策金利である翌日物金利の誘導目標を4.5%に据え置いた。据え置きは予想通り。同時に、今年の成長率予測を引き上げ、景気後退の可能性を警告する文言を声明から削除した。

  • 米国株式市場は下落して取引を終えた。午後に入り発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨からは、連邦準備理事会(FRB)当局者の一角が地方銀の流動性危機を巡る懸念を表明していたことが明らかとなった。

↓4/12(水)経済指標をまとめました。

2023/4/12

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