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2023.7.5(水)株式相場 株式相場の記録をしていきます
経済動向
日経平均株価は前営業日比83.82円安と続落。前日の米国株市場が独立記念日の祝日で休場だったことから、手掛かり材料に事欠くなか見送りムードが強かった。前日の欧州株市場で主要国の株価指数が総じて軟調だったことを受け、朝方は先物を絡めた売りで日経平均は380円あまり水準を切り下げる場面もあった。日本時間あす未明にFOMC議事要旨(6月開催分)が開示されるほか、週末7日には6月の米雇用統計発表を控え、この結果を見極めたいとの思惑が買いを手控えさせた。しかし、下値では押し目買いが活発で、売り一巡後は下げ渋る展開に。日銀による金融緩和政策継続を見込んだ海外投資家とみられる買いなどが下値を支えた。業種別では海運株に投資資金が集まったほか、医薬品や保険など内需株が買われた。
中国・香港株式市場は反落して終了した。6月の中国サービス部門購買担当者景気指数(PMI)が5カ月ぶりの低水準となったことが嫌気された。米中関係の緊張も投資家心理を圧迫した。
欧州株式市場は反落して取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)の6月会合議事要旨を公表するのを控え、テクノロジー株の売りが優勢となったのが相場を押し下げた。ユーロ圏と中国の経済指標が低迷したのが嫌気され、世界経済への打撃が懸念された。
米国株式市場は、米連邦準備理事会(FRB)が公表した6月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が消化される中、下落して終了した。市場では7日に発表される雇用統計などの重要な経済指標が注目されている。FOMC議事要旨で「ほぼ全ての」FRB当局者が追加利上げが必
要かどうかを見極める時間を確保するために金利据え置きで合意してい
たことが判明。ただ、当局者の大半はいずれ追加利上げが必要になると
予想していたという。議事要旨の発表を受け、市場ではFRBが今月のFOMCで利上げを決定するとの見方がなお大勢を占めている。
↓7/5(水)経済指標をまとめました。
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今後の重要イベント
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