2024.2.20(火)株式相場 株式相場の記録をしていきます
経済動向
日経平均株価は前営業日比106.77円安と続落。前日の米国株市場はプレジデントデーの祝日に伴い休場だったことで手掛かり材料に事欠いた。あすに米エヌビディアの決算発表を控えており、この内容を見極めたいとの思惑から半導体関連には積極的な買いが入りにくく、日経平均の上値を押さえる形に。前日に買われた銀行や商社などバリュー株も軟調で市場センチメントが冷やされた。ただ、下値では押し目買いニーズが活発だった。日経平均は後場に入り180円超下落する場面もあったが、その後は下げ渋っている。値下がり銘柄数も全体の54%にとどまった。売買代金は米株市場休場の影響もあり、4兆4000億円台と前日に続き盛り上がりを欠いた。
中国株は一時の下げから切り返し、続伸して終了した。中国人民銀行(中央銀行)が不動産市場と経済全般を下支えするために住宅ローン基準金利を引き下げたことを好感した。ハンセン指数終値は91.90ポイント高。香港市場のハイテク大手<.HSTECH>は0.4%、本土系不動産開発
会社<.HSMPI>は0.8%それぞれ上昇した。欧州株式市場は5営業日ぶりに反落して取引を終えた。資源株やエネルギー関連株が相場を押し下げた。一方、フランスの産業用ガス会社エア・リキードは過去最高値を更新した。STOXX欧州600種資源株指数は1.80%下落。不透明な世界の需要見通しを背景に原油価格が値下がりし、石油・ガス株指数は1.08%下げた。テクノロジー株指数は1.81%安。
米国株式市場は下落して取引を終えた。決算を控えて半導体のエヌビディアが下落し、ナスダックを圧迫した。一方、小売りのウォルマートが上昇し、ダウ工業株30種を下支えした。エヌビディアは4.35%安。他の半導体株も売られ、フィラデルフィア半導体指数も下落した。
↓2/20 (火) 経済指標をまとめました。
Fear & Greed Index
→67 GREED
今後の重要イベント
※ 日本時間 2月22日6時20分 NVIDIA 決算