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2023.9.26(火)株式相場           株式相場の記録をしていきます

経済動向

  • 日経平均株価は前営業日比363.57円安と大幅反落。朝方からリスクオフの流れに傾き、日経平均は寄り後に急速に値を崩す展開を強いられた。前日の欧州株市場がほぼ全面安商状で、米国株市場ではNYダウが終盤小幅プラス圏に浮上して引けたものの、上値の重い展開だった。FRBによる金融引き締めが長期化することへの警戒感が買いを手控えさせている。米長期金利の上昇を背景にハイテク系グロース株には向かい風が強く、東京市場でも半導体主力銘柄などに売りがかさみ全体指数を押し下げた。外国為替市場では日米金利差を背景に1ドル=149円台まで円安が進行したが、これを好感する動きは限定的だった。値下がり銘柄数はプライム上場銘柄の約7割を占めた。業種別では33業種中24業種が安く、海運や銀行株が買われる一方、医薬品や機械、電機セクターに売りが目立っている。

  • 政府は26日、経済財政諮問会議を開き、今後のマクロ政策課題の論点整理を行った。出席した民間議員らは物価高対策について、低所得者など対象を絞り込んだ支援を行うよう提言した。民間議員らは連名で短期と中長期のマクロ経済戦略について課題を列挙。短期的には光熱・燃料費の急騰抑制等の生活支援にきめ細かく対応し、厳しい状況にある人を重点的に支援するよう求めた。同時に、脱炭素社会に向けた構造改革を加速し、所得の海外流出を防止する必要性を指摘した。賃上げについては「中小・小規模事業者、地域経済への波及を支援し、来年度以降も賃上げを促進する」とした。一方、中長期的な課題として「目指すべきマクロ経済目標等を議論し、明確化する」と明記した。国内総生産(GDP)だけでなく人口減少や賃金に関するさまざまな経済指標などに目配りし、新たな目標について議論していく。

  • 中国・香港株式市場は連休を控え薄商いとなる中、続落して引けた。経済を巡る懸念や地政学的な緊張が地合いを圧迫した。

  • 欧州株式市場は4営業日続落して取引を終えた。国債利回りの急上昇を受けて、金利動向に敏感なテクノロジー株や不動産株が売られた。中国経済の減速への懸念などから高級品銘柄も下げた。

  • 米国株式市場は大幅反落して取引を終えた。10年国債利回りが数年来の高水準を維持していることを嫌気した。格付け会社ムーディーズは25日、米議会が期限までにつなぎ予算案を可決できず政府機関が一部閉鎖されれば米国の信用に「マイナス」になるとの見方を示した。これが投資家の不安に拍車をかけた。

↓9/26(火)経済指標をまとめました。

2023/9/26

今後の重要イベント

2023/9/26

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