2023.5.12(金)株式相場 株式相場の記録をしていきます
経済動向
日経平均株価は前日比261.58円高と続伸。前日の米株式市場では、NYダウは4日続落したが、ナスダック指数は続伸と高安まちまちだった。これを受けた、東京市場では日経平均株価が値を上げてスタート。海外投資家の買いも意識されるなか、買い優勢の展開。日経平均株価は一時、21年11月以来となる2万9400円台まで上昇し、TOPIXは同年9月以来の水準に値を上げた。
欧州株式市場は上昇して取引を終えた。「カルティエ」などを展開するスイスの高級ブランド大手リシュモンの好業績が材料視されて買われたのが相場を押し上げた。原油価格の上昇を受けてSTOXX欧州600種石油・ガス株指数も1.50%上昇した。
米ミシガン大学が12日発表した5月の消費者信頼感指数(速報値)は57.7で、昨年11月以来6カ月ぶりの低水準となった。4月の63.5から低下し、予想の63.0も下回った。連邦債務の上限引き上げを巡る対立を受け、経済の先行きを不安視する声が高まった。
米国株式市場は下落して取引を終えた。5月の米消費者信頼感指数が6カ月ぶりの低水準に落ち込んだことを受け、ここ最近強含んでいた大型株が売られた。ダウ工業株30種は小幅ながら5日続落し、過去2カ月間で最長の連続安となった。米電気自動車(EV)大手テスラは2.3%安。前日には2%超上昇していた。米実業家イーロン・マスク氏は11日、ツイッター運営会社の新たな最高経営責任者(CEO)を見つけたと表明。12日には米コムキャスト傘下NBCユニバーサルの広告責任者、リンダ・ヤッカリーノ氏が同CEOに就任すると発表した。
↓5/12(金)経済指標をまとめました。
今後の重要イベント
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