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2025.2.19(水)株式相場 株式相場の記録をしていきます
・日経平均株価は前営業日比105.79円安と3日ぶり反落。前日の欧州株市場は最高値圏で強さを発揮したほか、米国株市場でもS&P500指数が最高値を更新するなど、頑強な値動きだった。ただ、東京市場では前場取引時間中に日銀の高田審議委員のタカ派的発言が伝わると、追加利上げへの警戒感から売りが優勢となった。トランプ米大統領が現地時間18日に4月初旬にも詳細の発表が予定される輸入自動車への追加関税について言及、税率が25%程度になるとの見方を示したことも、自動車株などを中心に買い手控えムードを助長した。ただ、下値を大きく売り込む動きとはならなかった。
・中国株式市場は反発。人工知能(AI)関連株が上昇した。香港株式市場はテック株の一角に利益確定売りが出て小反落した。中国市場ではテック株とAI関連株が上げを主導し、それぞれ3%、2.5%上昇した。ヒューマノイド・ロボット開発のスタートアップ、ユニツリー・ロボティックスに関連した銘柄が買われ、浙江長盛軸承は20%急伸した。1月の中国新築住宅価格は、2カ月連続で前月比横ばいだった。不動産株は0.8%高。香港市場ではアリババが1.7%安、百度(バイドゥ)は2.1%下げた。
・欧州株式市場は反落して取引を終えた。STOXX欧州600種指数の1日の下落率としては1月以降で最大だった。トランプ米大統領の関税を巡る発言を受けて、経済への悪影響に関する懸念が高まった。ドイツのDAX指数は1.80%安。フランスのCAC40指数は1.17%安。スペインのIBEX指数は1.63%下落した。トランプ氏は米国に輸入される自動車に25%程度、半導体と医薬品に対しても同程度の関税を課す考えを示した。欧州連合(EU)欧州委員会は、米政権による鉄鋼・アルミニウム関税への対応措置を検討している。
・米国株式市場は主要3指数がいずれも小幅に続伸。S&P総合500種は2日連続して終値で最高値を更新した。投資家は1月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を精査し、トランプ大統領が発表した新たな関税措置を消化した。連邦準備理事会(FRB)は19日公表した1月28─29日のFOMC議事要旨で、根強いインフレや、関税などトランプ氏の政策がF
RBのインフレ目標達成への取り組みに及ぼし得る影響について懸念を表明した。同会合では政策金利を据え置いた。トランプ氏は18日、米国に輸入される自動車に25%程度、半導体と医薬品に対しても同程度の関税を課す考えを示した。
↓2/19 (水) 経済指標をまとめました。
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Fear & Greed Index
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今後の重要イベント
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