2022.11.15(火)株式相場~3分で分かる前日の株式相場~
経済動向
米連邦準備理事会(FRB)のバー副議長は14日、暗号資産に対する監督強化の可能性を示唆。
内閣府が15日発表した7-9月期国民所得統計一次速報によると、実質国内総生産(GDP)は前期比マイナス0.3%年率換算でマイナス1.2%となった。
日経平均は26円高と小反発。朝方はGDP速報値のマイナス成長が重しとなり売りが先行したが、下値は限定的で一巡後は持ち直した。
米労働省が15日発表した10月の卸売物価指数(PPI)は前年同月比8%上昇した。伸びは前月の8.4%から鈍化し、市場予想の8.3%を下回った。前月比でも0.2%上昇と、予想の0.4%上昇を下回る伸びにとどまった。
米国株式市場は反発して取引を終える。卸売物価統計が予想を下回り、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ鈍化への期待が高まった。しかし、ロシアのミサイルがポーランドに着弾したとの報道が伝わり午後は不安定な値動きとなった。ロシア側は否定。