2023.4.24(月)株式相場 株式相場の記録をしていきます
経済動向
日経平均株価は前営業日比29.15円高と小反発。前週末の米国株市場では発表された4月の米製造業PMIが市場コンセンサスを上回り、好不況の分水嶺とされる50を上回ったことで、米景気失速に対する懸念は後退し市場センチメントも改善した。一方、FRBの金融引き締め策長期化への警戒感も拭えず、マイナス圏で推移する場面もあった。米株市場の動きを引き継いで東京市場でも今一つ方向感がつかめない状況にある。今週から本格化する国内企業の決算発表や、週末の日銀金融政策決定会合の結果発表を控え、様子見ムードが拭えない。売買代金も2兆円台をかろうじて上回ったが4月10日以来の低水準だった。
週明けの欧州株式市場はほぼ横ばいで取引を終えた。2023年第1・四半期決算の業績が予想を上回ったオランダの医療機器大手フィリップスが13.8%と急伸したのが相場を下支えした。今週は大手銀行や日用品メーカー、米国のハイテク大手などの決算発表が相次ぎ、投資家から注目されている。
米国株式市場はナスダック総合が下落し、S&P総合500種やダウ工業株30種をアンダーパフォームした。マイクロソフトなどの決算発表を控える中、注目度の高い大型株が売られたほか、投資計画を巡る懸念を背景に米電気自動車(EV)大手テスラも値下がりした。
↓4/24(月)経済指標をまとめました。
今後の重要イベント
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