2023.3.8(水)株式相場 株式相場の記録をしていきます
経済動向
日経平均は、前営業日比135.03円高と、4日続伸して取引を終えた。前日の米国市場では主要株価指数が下落したが日本株は円安が相場全体の支えになったほか内需株が底堅く、終値ベースで昨年9月以来、約半年ぶりの高値となった。
米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は8日、下院金融サービス委員会の公聴会で証言し、今月21─22日の連邦公開市場委員会(FOMC)で決定することがほぼ確実視されている利上げの規模について、当局者はまだ判断を下していないと述べた。
カナダ銀行(BOC、中央銀行)は8日、政策金利である翌日物金利の誘導目標を予想通り4.5%に据え置いた。物価上昇圧力が想定通り緩和していることを受けた措置。現在の局面での利上げサイクル停止は、主要中央銀行としては初めて。
米国株式市場はS&P総合500種がわずかに反発して取引を終えた。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言や経済指標を消化した。市場は今後の利上げの道筋を左右するとみられる10日発表の雇用統計や来週のインフレ統計に注目している。ダウ工業株30種は小幅に続落した。