2024.2.6(火)株式相場 株式相場の記録をしていきます
経済動向
日経平均株価は前営業日比193.50円安と3日ぶり反落。目先過熱感から利益確定の動きが優勢となった。前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに3日ぶりに反落。パウエルFRB議長のテレビインタビューでのコメントを受け米長期金利が上昇傾向となり、これが目先筋の売りを誘った。東京市場でもここ日経平均は過熱感を伴う上昇をみせており、米株安を受けてその反動が出る形となった。ただ、売り一巡後は広範囲に押し目買いが入り下げ渋った。決算発表を受け輸出主力株が買われたことや、半導体セクターへの活発な物色意欲が全体相場を下支えする格好に。全体売買代金は5兆円を超えるなど活況だった。値下がり銘柄数は1200を上回りプライム市場の74%の銘柄が値を下げる売り圧力の強い地合いだったが、半導体関連などの値がさハイテク株が買われたことで、下げ幅は限られている。
6日の中国株式市場は急伸し、上海総合指数はおよそ2年ぶりの大幅上昇となった。当局が低迷する市場の支援に向けた決意を強めている兆候を受けて買いが加速した。香港株式市場も大幅に上昇し、6カ月ぶりの大幅高だった。中国の習近平国家主席が金融規制当局と株式市場について協議する予定だと6日報道。中国証券監督管理委員会が、空売り規制強化の一環として株券転貸を抑制すると発表したほか、中国政府系投資会社の中央匯金投資は、上場投資信託(ETF)への投資を拡大すると発表した。
欧州株式市場は反発して取引を終えた。英石油大手BPの好決算と原油価格の上昇を背景に、エネルギー大手が上昇した。金融市場が打撃を受けている中国の新たな景気刺激策も好感された。
米国株式市場はS&P総合500種が小反発して取引を終えた。企業決算を精査するとともに、利下げ時期について手掛かりを得ようと米連邦準備理事会(FRB)当局者の発言が意識された。
↓2/6 (火) 経済指標をまとめました。
Fear & Greed Index
→73 GREED
今後の重要イベント
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