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2025.2.4(火)株式相場           株式相場の記録をしていきます

・日経平均は2日ぶりに反発し、前営業日比278.28円高で取引を終えた。カナダとメキシコに対する米関税発動が先送りされ、警戒感がいったん和らぎ売りが出ていた自動車株を中心に買い直されたが、後場に入り中国への追加関税が発効すると急速に値を消した。指数は一時672.42円高と高値を付けたが、後場は一時70.87円高の3万8590.96円まで下落。値幅は601.55円と、「トランプ関税」を巡り大きく振幅する一日となった。

・香港株式市場は大幅高。米国の対中追加関税発動、その直後の中国の報復関税発表は材料視されず、AI(人工知能)関連株や電気自動車(EV)株が買われた。中国本土市場は5日に再開する。

・欧州株式市場は反発して取引を終えた。米国の関税を巡る警戒感が根強い中、好業績を手がかりとした買い注文が入り、相場を支えた。高級車メーカー、フェラーリは8.0%と大幅高。売上高と中核利益が拡大する見通しだと発表し、買いが膨らんだ。ドイツの半導体大手インフィニオン・テクノロジーズは10.4%高。第1・四半期の売上高が予想を上回り、通期見通しを引き上げたことが好感された。

・米国株式市場は主要3指数が反発して取引を終えた。エネルギー株の上昇に支援されたほか、トランプ大統領がカナダとメキシコへの関税発動を延期したことで、米中貿易問題の打開を巡る楽観的な見方が出ている。米国は4日、中国からの輸入品に対する10%の追加関税を発動。これを受けて中国は対抗措置として、米国からの輸入品に2月10日から最大15%の追加関税を課すと発表した。トランプ氏は4日、米中間の貿易戦争が激化する中、中国の習近平国家主席との会談を急いでいないと述べた。この日はエネルギー株が2.18%上昇し、S&P総合500種を押し上げた。一方、公益事業と主要消費財は下落した。トランプ氏は3日、メキシコとカナダに対する関税の発動を土壇場で見合わせ1カ月の猶予期間を設定した。

↓2/4 (火) 経済指標をまとめました。

2025.2.4

Fear & Greed Index

2025.2.4

今後の重要イベント

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