2023.12.28(木)株式相場 株式相場の記録をしていきます
経済動向
日経平均は、前営業日比141円62銭安の3万3539円62銭と、5営業日ぶりに反落して取引を終えた。米国債利回りが低下する中、外為市場ではドル安/円高が進行。年末相場で目立った手掛かり材料がない中、日本株はドル/円の動向に左右される展開となった。東証プライム市場の売買代金は活況の目安とされる3兆円を再び下回った。
中国株式市場は続伸。政策期待や割安感から海外勢が大型株を買い、優良株指数は5カ月ぶりの大幅上昇となった。香港市場も続伸。ハンセン指数は418.69ポイント(2.52%)高の1万7043.53、ハンセン中国企業株指数(H株指数)は161.07ポイント(2.87%)高の5764.77で終了した。
欧州株式市場は反落して取引を終えた。石油・ガス株や銀行株の下落が相場を押し下げた。原油価格の値下がりを受け、STOXX欧州600種石油・ガス株指数は0.68%安。銀行株指数は0.53%下げた。デンマークの海運大手マースクは1.7%下落。27日も4.7%下げていた。
米国株式市場はS&P総合500種が終盤に上げ幅を縮小し、ほぼ横ばいで取引を終えた。薄商いの中、S&Pは2022年1月3日に付けた終値での最高値までわずか0.3%の水準にある。ダウ工業株30種は小幅に上昇、ナスダック総合は小幅に下落した。主要3指数はいずれも月間、四半期、年間でプラスを記録する見込み。