2023.1.25(水)株式相場 3分で分かる前日の株式相場
経済動向
日経平均株価は前営業日比95.82円高と4日続伸。前日に売られた鉄鋼株が大きく買い戻されたほか、海運株も強い動きとなり全体相場を支えた。値上がり銘柄数は後場に増加して1100を超え、全体の62%の銘柄が上昇した。
カナダ銀行(BOC、中央銀行)は25日、政策金利である翌日物金利の誘導目標を0.25%ポイント引き上げ、15年ぶりの高水準となる4.5%とした。同時に世界の主要中央銀行として初めて、これまでの利上げの累積効果を見極めるために利上げを一旦停止する可能性を示唆した。
米国株式市場はS&P総合500種が下落して取引を終えた。一連の軟調な企業決算を受け、米連邦準備理事会(FRB)の制限的な政策による景気への影響を巡る懸念が再燃した。ただ、午後の取引では主要3指数がいずれも下げ幅を縮小し、この日の安値から大きく戻して引けた。
米金融・債券市場では、成長減速を巡る懸念が市場全体に広がる中、国債利回りが低下した。来週の連邦公開市場委員会(FOMC)での決定も注目されている。米連邦準備理事会(FRB)が昨年実施した一連の利上げを受け、インフレ鈍化の兆しが垣間見られる中、来週のFOMCでは0.25%ポイントの利上げが実施されるという見方が大勢。
↓1/25(水)経済指標をまとめました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?