2024.1.30(火)株式相場 株式相場の記録をしていきます
経済動向
日経平均株価は前営業日比38.92円高と続伸。前日の米国株市場でNYダウが最高値を連日で更新し、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数も切り返したことで、市場センチメントが改善した。ただ、外国為替市場で円高方向に振れたことが自動車など輸出セクターに逆風材料となり、日経平均の上値を押さえる形に。今週から企業の決算発表が本格化するなか、内容を見極めたいとの思惑も買いを手控えさせている。きょうは個別株も値下がり銘柄数が全体の63%を占めるなど値上がり数を大幅に上回り、TOPIXはマイナス圏で引けた。売買代金は3兆7000億円台と低水準とはいえないものの、今年に入ってからは最も少なかった。
中国株は大幅続落して終了した。中国恒大集団への清算命令により不動産市場を巡る懸念が強まり、政府の措置に対する楽観的な見方に水を差す形となった。香港の李家超行政長官が「国家安全条例」の制定を目指す方針を確認したことを受けて、金融ハブとしての香港の地位に影響が及ぶ恐れがあるとの見方が出ている。香港上場のハイテク大手株は3.3%安。本土の不動産開発業者は3.5%安。
欧州株式市場は5営業日続伸して取引を終えた。終値としては2年超ぶりの高値を更新し、企業の好調な決算が好感されて買いが広がった。
米国株式市場は主要企業の決算発表を控え、ハイテク株が中心のナスダック総合が下落して取引を終えた。市場は米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果にも注目している。S&P総合500種は取引時間中の最高値を更新したが、終値は小幅に下落。ダウ工業株30種は小幅に値を上げた。この日は引け後にアルファベットとマイクロソフトが四半期決算を発表。両社の株価は決算を受け、時間外取引で下落した。
↓1/30 (火) 経済指標をまとめました。
Fear & Greed Index
→74 GREED