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2023.7.26(水)株式相場           株式相場の記録をしていきます

経済動向

  • 日経平均株価は前営業日比14.17円安と小幅続落。日本時間あす未明に米国でFOMCの結果が明らかになるが、これを前に売り買いともに積極的な動きはみられず日経平均も狭いレンジでの弱含みもみ合いとなった。取引終盤は前日終値近辺での往来となったが、外国為替市場でドル安・円高方向に振れたこともあって戻し切れず、小幅ながら続落で引けた。業種別には紙パルプや電力、医薬品といったディフェンシブセクターが強い動きをみせる一方、自動車や海運、非鉄株などが軟調だった。売買代金は2兆7000億円台で約2カ月半ぶりの低水準となった。

  • 日産自動車は26日、2024年3月期通期の世界販売計画を従来の400万台から370万台に下方修正した。コロナ感染拡大や販売競争激化などで中国販売が113万台から80万台に減少することが響く。一方、為替の円安などの効果で通期業績見通しは上方修正した。

  • 欧州株式市場は7営業日ぶりに反落して取引を終えた。フランスの高級ブランドLVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)の決算がさえなかったことが嫌気され、売り注文が優勢となった。米連邦準備理事会(FRB)がこの日発表する政策決定を控えて市場は神経質だった。

  • 米国株式市場はほぼ変わらずで取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)は25─26日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ
    を決定し、追加引き締めの可能性を排除しなかったが、ダウ工業株30種は13営業日続伸し、1987年以来最長の連騰記録となった。FRBはフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を予想通り0.25%ポイント引き上げ、5.25─5.50%とした。パウエル議長は記者会見で、経済指標を注視しつつ会合ごとに決定を下す考えを示したが、年内に利下げに転じる可能性は非常に低いとした。

  • 米メタ・プラットフォームズが26日発表した第2・四半期決算は広告収入の増加を背景に利益と売上高が市場予想を上回った。同時に示した第3・四半期の売上高見通しも予想を超えた。第2・四半期の売上高は11%増の320億ドルと市場予想の311億2000万ドルを上回った。
    広告収入は12%増とグーグルの3%増より好調だった。調整後1株利益は2.98ドルと、リフィニティブがまとめたアナリスト予想の2.91ドルを上回った。第3・四半期の売上高見通しは320億─345億ドル。アナリスト予想平均は313億ドルだった。株価は引け後の時間外取引で一時8%上昇したが、その後約6%高で推移した。株価は年初から2倍以上に膨らんでいる。

↓7/26(水)経済指標をまとめました。

2023/7/26

今後の重要イベント

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