
2023.1.5(木)株式相場 3分で分かる前日の株式相場
経済動向
日経平均株価は前営業日比103.94円高と反発。前日の欧州株市場がほぼ全面高となったほか、米国株市場でも景気敏感株を軸に幅広く買い戻される地合いとなったことで、投資家のセンチメントが改善した。ただ、買い一巡後は中小型株を中心に値を下げる銘柄が多くなった。
中国・香港両株式市場は1%超上昇して続伸。中国株の上昇率は1カ月ぶりの大きさとなった。当局が経済成長支援を約束したことを受け、市場では今年の力強い景気回復への期待が新型コロナウイルス感染拡大への懸念を上回った。
米国株式市場は主要株価指数が1%超下落して取引を終えた。労働市場の逼迫を示す新たな統計を受け、米連邦準備理事会(FRB)による利上
げ継続への懸念が高まった。米労働省が発表した週間の新規失業保険申
請件数は減少し、3カ月ぶりの低水準となった。昨年12月のADP全米雇用リポートで非農業部門の雇用者数は前月比23万5000人増と市場予想(15万3000人増)を大きく上回った。ロシアによるウクライナ侵攻に関しロシアのプーチン大統領は5日、ショイグ国防相にロシア正教のクリスマスに合わせた一時的な停戦を命じた。現地の6日正午から8日午前0時までの36時間、ウクライナへの攻撃を控えるという。ウクライナ側にも同調を呼びかけた。
↓1/5(木)経済指標をまとめました。
