2023.3.7(火)株式相場 株式相場の記録をしていきます
経済動向
日経平均は、前営業日比71.38円高と3日続伸して取引を終えた。米半導体株安を受けて安く始まったが、バリュー株を物色する動きが継続して相場を支え、指数はプラスに切り返した。TOPIXは約1年3カ月ぶりの高値を付けた。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言や週末の雇用統計への警戒感が、上値を抑える要因になった。
日本の新型主力ロケット「H3」は7日午前、打ち上げに失敗した。第2段エンジンが点火せず、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は飛行中に指令破壊信号を送信した。H3は打ち上げコストの安さが特長で、日本の宇宙ビジネスにとって試金石になると期待されていた。
米国株式市場は大幅安で取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が上院銀行委員会で行った証言で、金利を従来の想定以上に引き上げる必要がある公算が大きいとの見方を示した。議長はインフレ抑制に向けてより強い措置が必要であることがデータで示されれば、利上げのペースを加速する用意があるとも述べた。
これを受けて市場では、今月の連邦公開市場委員会(FOMC)で0.50%ポイントの利上げが決定されるとの観測が高まった。