2022.12.23(金)株式相場 3分で分かる前日の株式相場
経済動向
23日の日経平均は反落、272.62円安。前日の米株式市場が下落したことが警戒され値を下げた。売り一巡後は下げ渋る。
中国の新型コロナウィルス感染者数が今週、1日あたりで3700万人近くに達した可能性があると、ブルームバーグ・ニュースが23日、中国国家衛生委員会が21日に開いた内部会議の議事要旨を引用して報じた。
欧州株式市場はほぼ横ばいで取引を終えた。祝日を控えて薄商い。今週は景気後退やタカ派的な中央銀行への懸念が経済改善の見通しへの期待感を上回り、不安定な値動きとなった。
11月の米個人消費支出(PCE)の物価指数はエネルギー・食品を除くコア指数が前年同月比4.7%上昇と伸び率は市場予想(4.6%)より大きかった。米連邦準備理事会(FRB)による利上げが長期化するとの見方から米長期金利が上昇。
23日の米株式市場でダウは反発し、前日比176.44ドル高.。原油高を受けて資源高の恩恵を受けやすい銘柄が買われた。半面、米利上げ継続が景気を冷やすとの警戒は根強く、ダウ平均は安くなる場面もあった。