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2023.1.12(木)株式相場           3分で分かる前日の株式相場

経済動向

  • 日経平均株価は前営業日比3.82円高。小幅ながら5日続伸。一部報道により次回の日銀金融政策決定会合で前回に続いて政策修正の動きが出るのではないかとの思惑が高まり、投資家心理を冷やした。ただ、下値では押し目買いの動きが観測され、日経平均はマイナス圏に沈んだ後は再びプラス圏に浮上。

  • ファーストリテイリングがこの日の取引時間終了後に発表した23年8月期第1四半期(9~11月)の連結決算は、最終利益が前年同期比9.1%減の850億7400万円だった。中国でのユニクロ事業が新型コロナウイルス感染拡大に伴う行動規制の影響を受け、全体の業績を押し下げる要因となった。通期の業績予想は据え置いた。

  • 米労働省が12日発表した昨年12月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前月比で0.1%下落と、予想に反し下げに転じた。下落は2020年5月以来2年半超ぶり。11月は0.1%上昇していた。ガソリンなどの価格が下落し、インフレが持続的に鈍化している傾向を示した。前年比の伸び率は6.5%と11月の7.1%から鈍化し、2021年10月以降で最小となった。変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数は前月比で0.3%上昇。11月は0.2%上昇だった。

  • 米国株式市場は主要株価指数が小幅続伸して取引を終えた。この日発表の昨年12月米消費者物価指数(CPI)は前月比で小幅に下落し、連邦準備理事会(FRB)が利上げペースを緩めるとの期待が強まった。

↓1/12(木)経済指標をまとめました。

2023/1/12

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