2023.4.13(木)株式相場 株式相場の記録をしていきます
経済動向
日経平均株価は前営業日比74.27円高と5日続伸。前日の米国株市場では、朝方発表された3月の米消費者物価指数(CPI)は一段のインフレを示唆するものではなく安心感が広がったが、NYダウは上昇してスタートしたものの、その後は軟化した。米景気減速への懸念が上値を重くしている。
衣料品店「ユニクロ」を運営するファーストリテイリングは13日、2023年8月期通期の連結営業利益予想(国際会計基準)を従来の3500億円から3600億円(前年比21.1%増)へ上方修正した。好調な海外ユニクロ事業を背景に、上半期の業績が計画を上振れ過去最高益を更新した。下半期の予想は従来計画を据え置いたが、中国の回復が追い風になるとみている。
米労働省が13日発表した4月8日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週から1万1000件増加し23万9000件となった。ロイターがまとめたエコノミスト予想(23万2000件)を上回った。借り入れコストの上昇を受け需要が減退し、労働市場が軟化しつつある可能性が改めて示された。
米国株式市場は急伸して終了した。経済指標でインフレ鈍化が示され、米連邦準備理事会(FRB)の積極的な利上げサイクルは終了に近づいているとの見方が確認されたことが背景。主要3指数がそろって1%超上昇。アップルやマイクロソフト、アマゾン・ドット・コムなど金利に敏感な大型株が力強く上昇したことで、ハイテク株が多いナスダック総合は2%近く上昇し、1日としての上昇率は約1カ月ぶりの大きさとなった。
↓4/13(木)経済指標をまとめました。
今後の重要イベント
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