2023.5.8(月)株式相場 株式相場の記録をしていきます
経済動向
日経平均株価は前営業日比208円07円安と5日ぶり反落。朝方から売り優勢の展開となり、日経平均は徐々に下げ幅を広げ、フシ目の2万9000円台を割り込んだ。注目された3日のFOMCではFRBが0.25%の利上げを決定した。これは想定通りながら、相次ぐ地銀破綻による金融不安や米景気減速に対する懸念が売りを誘い、NYダウは、東京市場がきょう取引開始時まで織り込めていなかった2日から4日までの3営業日で900ドル以上の下落をみせた。前週末5日は550ドル近い急反発をみせたものの、上下にハイボラティリティな米株市場を横目に投資家の警戒ムードが高まった。インバウンド・リオープン(経済再開)関連株の一角が買われ全体を支えたが、取引時間中に外国為替市場で進むドル安・円高がハイテク主力株などに重荷になった。
バイデン米大統領は9日午後4時(日本時間10日午前5時)に議会指導部と会談し債務上限を巡り協議する。事情に詳しい関係者が述べた。
会談には、共和党のマッカーシー下院議長、上院共和党トップのマコネル院内総務、民主党のジェフリーズ下院院内総務およびシューマー上院院内総務が招待されているという。米国株式市場はほぼ横ばいで取引を終えた。投資家の焦点は週内に発表される米消費者物価指数(CPI)に移っている。この日発表された米食肉加工大手タイソン・フーズなどの決算が期待外れとなったほか、地銀株の反発も短命に終わり、全体相場は方向感のない動きとなった。タイソン・フーズは16.41%急落。第2・四半期決算が予想外の赤字となったほか、通年の売上高見通しを下方修正したことも嫌気した。地銀株の上昇は中盤までに失速し、KBW地銀株指数は2.82%安で終了。パックウエスト・バンコープは資本増強に向け四半期配当金を大幅に減額したことを受けて一時約30%急伸したが、その後上げ幅を縮小して3.65%高で取引を終えた。
↓5/8(火)経済指標をまとめました。
今後の重要イベント
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