2023.3.23(木)株式相場 株式相場の記録をしていきます
経済動向
東京株式市場で日経平均は、前営業日比47円安と、小幅に反落して取引を終えた。欧米の金融システム不安が再燃して米株安となったことを嫌気し、売りが優勢となった。円高も重しになった。一方、指数寄与度の高い半導体関連株が堅調に推移し、下支えになった。
東芝は23日、日本産業パートナーズ(JIP)の再建案を受け入れることを決めた。総額2兆円規模の買収により非公開化し、再建を図る。JIPは7月下旬をめどに1株4620円で株式公開買い付け(TOB)の開始を目指す。今後は海外投資家など株主が応じるかどうかが焦点となる。
スイス国立銀行(中央銀行)は23日、政策金利を50ベーシスポイント(bp)引き上げ1.5%とした。追加利上げの可能性は排除できないと指摘した。必要に応じて外為市場に積極的に介入する姿勢を示した。4回連続の利上げとなった。スイスのインフレ率は現在3.4%と、中銀の目標レンジ(0─2%)を依然上回っている。利上げ幅は市場予想と一致した。中銀が金融市場の混乱よりもインフレを懸念していることが浮き彫りとなった。
米国株式市場は激しい値動きとなった後、反発して終了した。イエレン財務長官が預金保護に向けた措置を講じると発言したことで、安心感が広がった。主要株価3指数はプラス圏からマイナス圏に一時沈んだが、イエレン氏の議会証言を受けて終盤で再び上昇に転じた。米国債利回りの低下をきっかけにグロース株に買いが入り、ナスダック総合が上げを主導した。
↓3/23(木)経済指標をまとめました。
今後の重要イベント
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