2024.3.7(木)株式相場 株式相場の記録をしていきます
経済動向
日経平均は、前営業日比492.07円安と、3日続落して取引を終えた。朝方には史上最高値を更新する場面もあったが、日銀の政策修正を巡る報道を受けて為替が円高に振れると日経平均もマイナス転換した。輸出関連株を中心に売りが強まり、日経平均の下げ幅は一時570円を超えた。
中国株式市場は続落、香港市場は大幅反落して終了した。中国の貿易統計が予想を上回り、大規模な刺激策を巡る観測が後退した。中国証券監督管理委員会(証監会)の呉清主席が個人投資家を保護し市場の問題に対処すると表明したが、影響は限られた。
欧州株式市場は続伸して取引を終えた。欧州中央銀行(ECB)がインフレ予測を下方修正したことが好感された。また、デンマークの製薬大手ノボノルディスクが過去最高値を更新したことも相場を押し上げた。ECBは理事会で市場予想通り政策金利の据え置きを決めた。インフレ率が想定されていたより早く鈍化していることを反映してインフレ見通しを引き下げ、声明を小幅に修正した。
米国株式市場は続伸し、S&P総合500種が終値で最高値を更新した。米連邦準備理事会(FRB)の利下げ見通しを巡る楽観的な見方からテクノロジー株とグロース株が上げを主導した。人工知能(AI)関連需要の拡大で半導体企業が恩恵を受けるとみられる中、フィラデルフィア半導体指数が市場全般をアウトパフォームし、過去最高値を付けた。FRBのパウエル議長は7日、上院銀行委員会の公聴会で行った証言で、利下げに着手するために必要なインフレ低下に対する確信は「そう遠くない」将来に得られるとの考えを示した。これを受けて6月の利下げ観測が高まった。市場はパウエル議長の議会証言までの数日間失速していた。また、この日発表された新規失業保険週間申請件数は労働市場が軟化する中、横ばいとなった。
↓3/7 (木) 経済指標をまとめました。
Fear & Greed Index
→75 EXTREME GREED
今後の重要イベント
※3月 権利確定日
権利付き最終日 3/27(水)
権利落ち日 3/28(木)
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