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原画展の魅力

こんにちは、クリエイティブ部の斎藤です。

突然ですが皆様は漫画、お好きですか?
私は昔から漫画が好きで、ギャグ・ミステリー・ホラー・恋愛と色々なジャンルのものを読んできました。

漫画ってストーリーも勿論なのですが、やはり作者の想いが詰まった「絵」が魅力の一つだと思うのです。

構図や表情、細かな背景や装飾などって小さな単行本だとやはり潰れていたり見落とてしまう事ってありますよね。。
なので、設定資料集やイラスト集なども買ったりするのですが、
やっぱり本物を目の前で見たい!」と思ったり。

そんな人に必見なのが「原画展」です。
原画展は普段、漫画用にコピーされている原稿を実際に見れる貴重な機会です!今回は、私が過去に行った原画展をいくつかご紹介しようと思います。

◆小畑健展 NEVER COMPLETE

こちらは「DEATH NOTE」「ヒカルの碁」「バクマン。」等の人気漫画の作画を手掛けた小畑健先生の原画展です。
こちらは作品の原画展ではなく、漫画家さんの原画展だったので、色々な作品の原画に、設定画やボツ原稿も展示されたボリューム満点の原画展でした。
中でも印象深かったのがアクリル板に原稿が挟まれた展示です。コレは小畑先生が「右向きの人物を描くのが難しく、原稿の裏に左向きの顔を描いて、それをなぞって描く『裏描き』」をした原稿を展示したものでした。
こうした漫画家さんの影の努力を知れるのも原画展の魅力の一つです。

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◆鬼滅の刃 吾峠呼世晴原画展

こちらは展示会名の通り「鬼滅の刃」の原画展です。
炭治郎やその仲間たち、柱たち、敵である鬼たち、1キャラ1キャラごとに
フォーカスを当てたエリアがあり、それぞれ推しキャラの前で立ち止まっている来場者がたくさんいました。この原画展は無限城を再現したエリアや柱の技をイメージした立体造形、藤の花が天井から吊られたエリアなど原画だけではない楽しみ方がある所も面白かったです。

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◆鋼の錬金術師展 RETURNS!

こちらも展示会名の通り「鋼の錬金術師」の原画展です。
以前開催していた時に行けなかったのですが、20周年を記念して再開催との事で行ってきました。この原画展はほとんどのエリアで撮影可能だったので、細かな所までついつい撮ってしまいました汗
本誌や画集では見られない所が見れる貴重な機会でした。作中に出てきたアイテムを実際に立体化して展示していたり、映像で世界観を再現していたりと面白い展示がたくさんありましたが、中でも作者・荒川弘先生の小話が書かれたキャプションが所々にあるのが素敵な絵の裏側を良く知れて素敵でした。

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実際に漫画家さんが描かれた原画を見ると、1枚の絵に込められた想いや努力が、より伝わる気がします。こういった細かな努力やこだわりがあるからこそ作品がより良くなるというのは、我々の作るデザインにも通ずるところがあるのかなと思いました。

皆様も好きな作品や行ってみたい原画展があればぜひ、行ってみてはいかがでしょうか!

P.S.
グッズ売り場で複製原画が売っていれば、買ってみるのもオススメです。
1000円位で買えるのですが、インクのにじみやトーンの貼り跡などもあるのでお家で永遠に眺めることが出来ます。。

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