こんな時だから空想旅行 〜尾道編〜
こんにちは、映画大好き栗本です。
映画「鬼滅の刃」盛り上がってますね。
今映画館はコロナ禍対策で人員制限をしたり
新作の公開(特に洋画)や撮影が延びてしまったりと
色々大変だと聞きます。
そんな中「鬼滅の刃」が映画館を盛り上げてくれて
映画好きの私としてはとってもありがたいなぁと思っています。
と書いてますが、今週末でまた状況が変わって来てますね。
また映画館休業とかならなければ良いのですが。(泣)
映画館では新作映画が上映できない事情もあってか、
それまでビデオやDVDなどTVでしか観れなかった昔の名作が
映画館で観られるという嬉しい事態もありました。
その中でも、6月に大林宣彦監督の「さびしんぼう」を映画館で観ることが
できたのは非常に感慨深かったです。
尾道の街で繰り広げられる、少しオカシクも切ない青春映画。
当時高校生だったワタシは一目で心奪われたのでした。
舞台になった尾道は父方の祖父母が住む街であり、
帰省の際に数日訪れるだけだったのですが、劇中に映し出される
尾道の風景に「なんだか懐かしいなぁ」と思ったのものでした。
と、思い出したところでこのご時世「さて行くか!」という訳にもいかず
今まで訪れた時の写真や思い出をフル回転させて空想旅行を行う事に
しました・・・
良いですよね、空想旅行。
さて、尾道市は中国地方の広島市にあり、「坂の街」と言われています。
海近辺は平坦な所がありますが直ぐ上は山になっていて本当に坂や階段、
細かい路地が多く迷いながらお寺をめぐるというのが観光の一つになって
いたりもします。
また入り組んだ地形と漁業が盛んだったこともあり猫が非常に多いです。
路地や商店街の店先に寝っ転がってることが多いです。猫好きには
たまりませんね。
元々造船と漁業の町だったのですが、尾道出身であった大林宣彦監督が
地元を舞台に撮った尾道三部作『転校生』『時をかける少女』
『さびしんぼう』をきっかけに多くの観光客が”聖地巡礼”として
尾道を訪れる人が増えたそうです。
いわゆる作品の舞台になった場所をめぐるという「聖地巡礼」という単語の使われ方もこの映画がきっかけとも言われています。
また、その当時大林監督の影響を受けた方が尾道を舞台に映像作品を
作ったりアイドルグループのMVに使われたりしています。
https://www.youtube.com/watch?v=syk7WqYQi98
https://www.youtube.com/watch?v=asLJiYOf_No
最近では四国の愛媛県今治市まで伸びる「しまなみ海道」ができ、
多くのサイクリスト達もツーリングを楽しみに訪れるようになり、
自転車ごと泊まれるホテルのあるU2という施設も出来たり
(ロゴのタイポグラフィがカッコいい)店先にバイクスタンドを設置した
お店もできたりホスピタリティも抜群です。
早朝、輪行袋に自転車を詰め、新幹線で岡山まで行き、そこから従来線で
海岸線を眺めながら尾道へ。
海辺の見えるホテルへ自転車を預け商店街〜お寺を散策。
翌日は自転車でしまなみ海道を走り今治へ・・・なんて旅行を脳内で
繰り広げたり・・・あぁ癒される・・・
皆さんもお気に入りの街へ空想旅行はいかがでしょうか。
しばらく前は過疎化が進んでいたそうなのですが、最近では移住して
こられる方も多く、商店街にも新しいお店が増えていて盛り上がって
来ている尾道、コロナ禍に負けず頑張って欲しい街です。
この状況なので訪れることができず写真は以前に撮り溜めていたものを
使用しています。
なので今はちょっと変わっているかもしれません、また落ち着いたら
訪れたいです。
それでは!
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