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素材にこだわる

こんにちは、プロデュース部の松本です。
最近のマイブームの話になりますが、イタリア料理にハマっております。
きっかけは1冊の本(&この著者の方のYoutubeチャンネル)
こちらに影響されて、休日に「時間と手間を惜しまない料理作り」に凝っております。

平日は仕事もあり、なんとなく作業のようにこなしてしまう料理ですが
手間をかけたりちょっとしたこだわりで、味覚はもちろん五感を刺激され大変豊かな体験となります。そこから得られる感動を求めてハマっております。

さて、料理で大切となるのが下地となる素材へのこだわり。
ここをこだわることで、味の複雑さや深みが増し、香り等も加わり、どこか立体的な奥行きある味が生まれます。
ちょっと地味…ではあるかもしれませんが、
「ここの素材をこだわったら料理が美味しくなった、感動した!」という紹介をしたいと思います。

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■ブロード(出汁)にこだわる

ブロードとはイタリア料理で使う、いわば「出汁」です。
魚介系の料理には、魚介の具材のブロード…などといった具合に、料理に合わせてブロードを用意して使用します。
出汁となる素材は様々。野菜から魚介、昆布、肉…さらにこれらを複数掛け合わせたりもします。
魚介やお肉から旨味成分を抽出してより味に美味しさを加えたり、ハーブや香味野菜で出汁をとると、料理に爽やかな香りを加えるブロードとなったりと役割は様々です。
カチャトーラという鶏肉のトマト煮込みを作った際には、ハーブやセロリなどから出汁を取った野菜のブロードを加えたことで爽やかな風味が加わり、肉料理なのに全然重くならず最後までスッキリと食べられる…という面白い感動がありました。

■オリーブオイルにこだわる

衝撃でした。オイルなどそこまで大きく差はないだろう…と思っていた時代がありました、反省しております。
いつも使っているのは某有名メーカーの安価なラインのオリーブオイル(たっぷり約700g/870円)ですがプレミアムラインのもの(約450g/1200円)のオイルを使ってみたら、料理の満足度が段違いになりました。
わたしはオイルソムリエなどではございませんし料理は素人ですが、
そんな私でもプレミアムなオイルが、フルーティーで香りが豊かなことは確実にわかりました。
サラダにかけてみると、シンプルに野菜の美味しさを引き立ててくれるドレッシングになり、料理の最後に少しだけかけてあげることで、グッと風味が増すプラスワン調味料になる。
なんとなくで満足していた世界が、確実に広がって豊かになった感覚を
覚えました。
余談ですが、より広い世界も見てみたく今欲しいオイルは、ロレンツォというオリーブオイルです。
大変お高いものですが…とてもいい世界が見られそうです、オリーブオイルは沼。

■ハーブにこだわる

イタリア料理にハマり、香りや風味付けに、ハーブを使うことが多くなりました。
ハーブは香り付けとしてはもちろん、お肉やお魚の臭みも消してくれて嬉しい存在です。
料理の上に飾ってあげるだけで、なんだか様になりオシャレに見えたりしますよね。
今までは、パセリといえば乾燥した小瓶のもので十分でしたが
生の葉を細かく刻んで添えたものは、やはり香りも風味もフレッシュで豊かで乾燥のものとは全然別物です。彩りとしても鮮やかさが違います。
使う機会が増えてきたので、ついに先日ローズマリー等の鉢植えを
買いました。
1回1回都度スーパーで少量を購入していると面白いようにお金が消えていくので大変だったからですが、
使いたいときにすぐ使える意味でも、家で育てるのはとても便利です。
種類を増やしてベランダをハーブ盛りもりにしていき、そのうちハーブティー作りも挑戦してみたいです。

料理は食材、下地となる素材をこだわることでグッと美味しくなります。
また調理法等でも変化しますし、掛け合わせの相性などもあり、味のバランスとはとても繊細だなと思います。

凝った料理はレシピに倣って作ることが多いのですが、そこから得られた知識等を用いて
普段でもどのように工夫したらもっと美味しくなるだろうかと考え、
「味に深みを出すためにちょっと変わった隠し味を加えようかな…」などといったチャレンジをどんどんするようになりました。
というのも、単純にチャレンジすることが楽しいわけでなく、美味しいレシピから生まれる料理を色々作り食べたことで、
普段でも美味しいものを食べたいと自然に思うようになったからです。

美しいものを見ると、感性が刺激されるのと同じように、
美味しいものを作って食べることで、自身の料理の腕に活かせる…いうことを実感出来ました。

ぜひ時間のある休日には手の込んだ料理を作って、五感が刺激される体験を得ませんか?

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