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ゲーム新時代の訪れ?

こんにちは、制作部の蜂巣です。
今回はというか、今回もゲームについて話していきたいと思います。

今年も早いものでもう11月、
新型コロナの影響もあって、ゲーム機の需要が高まり、
どのハードも手に入りにくい状況になっていたりと、
今年もゲーム業界は色々ありました。
色々あったので色々書いていきます。

Epic Games VS apple
個人的に気になったニュースとしては、Epic Gamesとappleのバトルです。
これは、ご存知の方も多いかと思いますが、Epic Gamesがアップルが
開発者に課してるプラットフォーム手数料30%に意義を唱え、
同社が発売している「Fortnite」内でApp Storeの支払い方法を迂回して決済できるシステムを導入したことで、アップルが規約違反であるとして、
ゲームをApp Storeから削除。
それに対しEpic Gamesが訴訟を起こすという自体に発展し、同時に
削除されることを見越していたEpic Gamesは1984年にアップルが
流したTVCMのパロディで皮肉りました。

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Epic Gamesの思惑は?
これは収益が減っちゃうから嫌だという話ではなく、
公平性が損なわれているだったり、クリエイターへ還元できないといった
ようなことが背景にあります。
この問題は、ゲームの課金システム問題でおさまらず、開発者と
プラットフォームを抱える企業との対立という話に発展しています。
今後どのような展開になっていくか注目していきたですね。
この問題に対して、個人的な考えとしては、今後Fortniteといった
ユーザーを多く抱えるゲームは様々な分野とのコラボだったりそれ自体が
大きな人を集めるプラットフォームになっていくと思っています。
Fortniteはすでに多くのアーティストや別のゲーム、映画などとのコラボを成功させてきているので、近い将来、Fortniteを初めてとする一部ゲームは
メディアの新しい形として次のステージに発展して行くと思います。
例えばゲーム内でコンサートやイベントを行うなど。
今は無料だがそれを有料化した際に、チケット販売をゲーム内でしたら、
その30%の手数料が大きな足かせとなってきます。
ゲームの進化を止めることになる要因をなくしたいという気持ちが
Epic Gamesにはあるのではないでしょうか。


今後のゲームのグラフィックや内容ではない、ゲームという文化や
プラットフォームの進化にも注目していきたいです。
このあとは日本国内で人気が再燃した、ゲームタイトルについて
考察していきます。
上に書いた話と直接的には違いますが、流行り方が新しかったので
注目してみました。


日本だけで流行ったApex Legends
別のゲームの話をします。
以前ブログでもリリース時に少し触れた、Apex Legendsという
ゲームがあります。
現在、世界のアクティブユーザーの2割が日本人らしいです。
なぜ日本だけでこんなにもApex Legendsがもりあがっているのか?
それを考えてみました。

海外ユーザーの流出
まず、海外のユーザーがどんどん離れていっているという噂。
その原因の大きな部分がチーターと呼ばれるズルしてゲームをする
プレイヤーの存在が大きいと言われています。
主にPCのプレイヤーの中に存在しているのですが、壁の裏側が見えたり、
自動で攻撃があたったりとゲームバランスを壊す存在です。
これらチーターの対策をしないで、新しいキャラクターや武器の追加ばかりしている運営に愛想をつかしたというのがあるようです。

現代的な流行りの作られ方
そんな中、2020年5月から始まったシーズン5(現在シーズン7)で
過去最高のユーザー保有率を記録し、新規ユーザー、平均プレイ時間も
増えていると言われています。
これは新型コロナウイルスの影響も考えられますが、
2019年のリリース直後にすぐピークを迎えたApex Legendsがここまで
復活した要因の一つがYoutube、Twitchなどの動画配信サイトの存在です。
5月以降の動画配信サイトでの視聴時間は「Fortnite」「あつまれどうぶつの森」を抑え、「Apex Legends」が圧倒的な視聴時間を記録しています。
昨今のゲームの流行りはYoutubeをはじめとする動画配信サイトや
SNSによる影響がかなり大きいです。
私もさまざまなゲームの動画を視聴しますが、夏頃から明らかに
Youtube内で「Apex Legends」をやる配信者が増えていました。
視聴数を稼げるタイトルだからやっているという背景もありますが、
視聴数が稼げるようになったのもまた、有名な配信者たちが
やり始めたからで、自分たちがやるから流行って、流行ってるからやる、
さらにユーザーが増えて流行るというサイクルになっています。

日本でのブームの火付け役はVTuber?
日本国内でのブームに関して言えばその中でもVTuberの存在が大きな影響を与えていると思います。
Apex Legendsの世界大会にも出るVTuberがいて、
その方が主催するVTuber限定のeスポーツ大会も今まで別タイトルで行われていましたが、8月の大会ではApex Legendsが行われるなど、その流行りを
象徴するような流れになってきています。
VTuberは熱狂的なファン、多くの登録者数を抱える方が多いので国内での
ブームに一役買っているのは間違いないです。
VTuberが人気なのも鬼滅の刃で盛り上がっているアニメなどのカルチャーが盛んな日本ならではといった感じですね。


今回もゲームのことをダラダラ書いて来ましたが、
ここ1年でゲームの流行り方が動画配信やSNSの影響を受けているなという
印象をかなり受けます。
というのも、今まで一緒にゲームをやっていた友人たちがやるゲームも
変わってきていて、そのタイトルは配信サイトとかで視聴数上位にきている
タイトルであるといったようにかなり身近に感じるようになりました。
動画で見て面白そうだからやってみて、そうするとやっているゲームの
動画を多く見るようになるみたいな流れで視聴数もプレイ人口も
増えていくんだなと思います。
これはゲームだけに関わらず、商品にも言えるし、弊社でも動画の仕事や
3Dを使った仕事なども増えてきているので、直接はリンクしないかも
しれませんが、これが新しい時代の広告表現というかマーケティングの
形というか、みんなどこかで同じ方向を向いているのかなと、
そういった方向性で考えてもおもしろいなと思いました。
長くなってしまったので、またその辺の話は別の機会に。

それでは、みなさんもよいゲームライフを。

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