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鬼滅の刃が苦手でハマらなかった私が、鬼滅の刃のファンになった話。

皆様あけましておめでとうございます。
経営管理部の松谷です。

年末年始はどのように過ごされましたでしょうか?
私は推しのバンドがツアーを再開し、感染対策万全で楽しみつつ…
コロナウイルスの影響もあり、自宅でエンタメを楽しみました。
本日は“ある作品”にスポットを当て、お話出来ればと思う次第です。

さて、タイトルからすでにお察しの方もいるかと思いますが、
“ある作品”は鬼滅の刃です。原作漫画、映画、関連グッズなど、
飛ぶ鳥を落とす勢いとはまさにこのこと。
特に映画『無限列車編』は興行収入をどんどん伸ばし、昨年10月の上映開始でありながら興行収入1位を獲得。凄いの一言。4Dでの上映も12月よりしていますね。

ただ、それだけ人気がある作品ですが、長い間私は鬼滅の刃の
ブームに乗れず、苦手意識がありました。
(今は凄く大好きですよ!)

■鬼滅の刃が苦手、ハマらなかった理由

①漫画のタッチが個人的に苦手だった
原作はピッコマや漫画喫茶で読んでいたのですが、元々殺人現場やホラー的描写が苦手な私。ストーリー上、①そこそこの大怪我 ②致死量レベルの出血 ③大量の血飛沫…などが定期的にありなかなかグロい…と感じ、読み進めるに苦労してしまいました。そして離脱…

②真新しい設定を勝手に期待していた
当時ストーリーが斬新だから人気があるのかと思っており、あらすじなどを
深く調べず読み始めたのですが、王道なストーリーの印象を受け、若干既視感を感じました。
元々創作作品は好きで、趣味嗜好から大きく外れていなければ基本的には
観てきました。その経験値が裏目に出て、先の展開が分かってしまうこともあります…
私が読んだ頃にはすでに社会現象にもなっていたのもあり、私の中で
期待値が勝手に上がっていたのも、結果的に良くなかった気がします。

以上の理由から、少し作品に対して少し苦手意識があり、
周囲と感想が違いました。
ある日、私と同じ鬼滅の刃が苦手だった友人が、鬼滅の刃ファンへと変貌を遂げており。驚きを隠せずにおりました。その友人から一言。

『アニメを観よう! アニメがまじで良いのよ! 絶対観え方が
変わるから!』

と語彙力を奪われた友人。(いつもは説明上手な友人なのに。)
そしてアニメをNetflixで一緒に観る流れに。
大きな期待をせずに観た私の感想。あれ、アニメは良いかも…こんなに
面白かったっけ?です。

■鬼滅の刃のアニメに対する印象

①苦手だった漫画のタッチが、アニメになったことで
 軽減(というよりほぼ0に)

ダークファンタジー特有の切なさや戦闘シーンの描写がきれいに
描かれていました。
所々衝撃的であることに変わりはありませんが、漫画を読んでいた時より
ストーリーを楽しめました。
(鬼が死ぬ直前は、反射的に目を瞑ってしまいますが…)

②テンポの良さ、音楽による臨場感
漫画で個人的に長いなと感じたシーンが、アニメではテンポ良く描かれ
展開が早いと感じました。
展開が早いからと言って、追えないスピード感ではないと個人的には
思いました。
また、アニメ特有の音楽による効果もあり、ついつい見入ってしまいます。声優さんの配役も好きです。

③登場人物の表情や感情がアニメでもしっかり表現されている
原作でも表現はされていましたが、アニメでより鮮明になった印象を
受けました。
どうしてもバトルものは、戦闘シーンが派手な表現になりがちで登場人物の感情が表現はされているものの、印象が薄くなることもあったり…と
思うことがありました。
が、戦闘シーンと(回想シーンを交えつつの)感情表現のメリハリがしっかりしており、バトルアニメで終わらせない描写が良いなと感じました。

とまぁ、まんまとアニメをきっかけに興味を持ちファンになり、
遅すぎという自覚を持ちながらNetflixでアニメを一通り鑑賞。
友人のアニメを観ようと言ってくれなければ、私は鬼滅の刃が苦手なままで終わっていたかもしれません。

つい先日劇場版も観に行き、それぞれの登場人物の成長や勇姿を
目に焼き付けてきました。これからご覧になる方もいるかも知れませんので詳細な感想は控えますが、それぞれがどんな信念で戦っているのかを知る
きっかけにもなりましたし、その信念について考えさせられました。
テレビ越しで地上波で鑑賞するのではなく、映画館に足を運んで良かったと
思いました。

そして現在、登場人物がみんな個性的かつ魅力的で、推しがたくさん出来てしまい困っています。
皆様は特に誰がお好きでしょうか?

正直、漫画でハマらなかった作品のアニメを楽しめるのか? 観る前までは
少し疑問でした。
(あまりそういう経験が無かったため…)
漫画とアニメでは絵のタッチが違いますし、シーンの見せ方や表現も
違います。SNSでは意見が別れており、原作を評価するコメント、アニメを評価するコメント、中立なコメント…とさまざまです。人それぞれ価値観や好みがあり、どれも正解だと私は思います。
ただ、思ったのは断片的ではなく、違う角度から作品を見ると好きになれるかもしれないということです。

もし、まだ鬼滅の刃を観ていない方は、お家時間が多いこの機会にぜひ観てみてください。特に原作で離脱してしまった方は、私のようにアニメだと
また観え方が変わるかもしれません。
では、本日はキメハラと言われてしまう前に、このあたりで失礼します。

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