私の考察3 「キャンセル・カルチャー」とは何か?
先ずはいつものお約束⋯辞書を引く。📚
いつもの愛用「精選版 日本国語辞典」や「岩波 国語辞典」等、他の電子辞書には未だ載っていない比較的新しい単語よね。🤔
☝️インターネット百科辞典『Wikipedia』においても、かつては「コールアウト・カルチャー」へとリダイレクトされてて、2021年8月22日 (日)にリダイレクトを解除されたとても新しい単語だと確認できる。(編集履歴より)
となっている。
某法学T先生(行政法)などは、、、
などと、独自の「キャンセル・カルチャー」の定義をし、その危険性⚠️を指摘してるが、私にはその独自解釈で論述して誘導しようとする姿勢こそ“ハーメルンの笛吹き男🪈🎶”では?と眉に唾をつけて構えてしまう。🤨
少なくとも上記の引用の如き定義は「キャンセル・カルチャー」にはない。🙅♂️(もしあるのなら提示どうぞ🤲)
そんな訳で、議論なり対話なり問題提起する際には「辞書📚」を引く癖をつけましょう。(学者👨🏫ですら盲信してはならない😓)
ちなみに「キャンセル・カルチャー」発祥の地とされる米国🇺🇸ではどう捉えられてるか?
と、アメリカ🇺🇸国民・市民に対して民主・共和の両党陣営の元リーダーが共に諌めてる。(BLM騒動で混乱してた時期だしネ)
では具体的な問題点はというと⋯
これは“つぶやき”にて私は懸念を示してしてるのだが、全てがいわゆるブーメラン🪃である。
私の懸念(ブーメラン仕立て🪃)
①法治主義から逸脱している
「キャンセル・カルチャー」と呼ばれる行為で世界的に有名なのが、「#Me Too(運動)」である。
国内🇯🇵では東京五輪🗼でのエンブレムや過去のいじめ騒動。
そもそも「#Me Too(運動)」も東京五輪🗼での問題も、司法的な解決が困難だった為、長年不満が蓄積していた問題で、いわゆる“キャンセル(批判)“を封じると再び問題が出難くなるのではないか?
②対抗言論が認められない
これも①と被る問題だが、日米韓🇯🇵🇺🇸🇰🇷その他の芸能界が自浄作用(「言論・表現の自由」)があれば、ここまで性暴力問題が都市伝説化し、ニュースとしてクローズアップ⤴️することはなかったろう。
日本🇯🇵では現在進行形でジャニーズ問題がニュースを賑わしている。
いくら未成年者といえど、男性でこれなら女性アイドルははたして大丈夫なのか?
これも表面化し難くなる恐れがある。
(性暴力問題こそ、赤信号皆んなで渡れば「#Me Too」だと思う)
③標的が恣意的である(→言葉の定義が未確定)
これは今回のテーマで、最初に書いたことである。
未だ新しい単語であるゆえに、某法学T先生(行政法)のように各々にとって実に都合良く解釈して使用している。
(ジャニーズ問題ですら「キャンセル・カルチャー」だとする人も)
【私の結論】
これも既に“つぶやき”にて言及しているが、
先ずは「対抗言論」にて様子を見つつ、
徐々に各々の着地点を探るのが良いのではないだろうか?
問題意識が強い人ほど、「(言論・)表現の自由」に関心があるようなので、この一応の結論は受け入れてもらえるものと考えている。
そして喧喧諤諤と議論してるうちに、言葉の定義と、いわゆる“行き過ぎ”も是正されるのではないだろうか?🔚
(現在、自宅の蔵書が山地化して参考文献として活躍出来んかった💦再整理後追記の形で登場するやも⋯?)