積極的な反社会勢力関与調査の重要性
現在、指定暴力団は25団体あり、2022年末における指定暴力団構成員数は約11000人と言われています。
10年前の2012年は34400人なので、1/3以下になったと言えますが、これらは警察が把握している人数であり、実際は、もっと存在しています。
また、半グレグループと呼ばれる者の数は増加傾向にあり、2021年の時点では、全国に約80グループ、人数にして約4000人が確認されています。
厄介なのは、半グレグループはすぐに分裂し、分裂後にそれぞれで仲間を増やしていく事です。
警察は暴対法を基にした安全対策をHP等で案内していますが、半グレは指定暴力団対象外故に、暴対法だけでは対応できない事もある様です。
しかし、一度、半グレ達と関りを持ってしまえば、縁を切る事はかなり難しいと考えられます。
また、関係が長く続けば、犠牲者になるだけでなく、反対に反社会勢力の支援者というレッテルを貼られる可能性もあります。
そうならない為にも、新規取引前の反社会的勢力関与調査は必要不可欠な調査と考えます。
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