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人材育成にはバックグラウンドチェックが有効

東京都の最低賃金は1113円で、大阪府は1064円です。
では、オーストラリアの最低賃金をご存じでしょうか。24.1豪ドルだそうです。
これまで日本は稼げる国として、多くの海外の方々が来日をしていましたが、現在は英語が話せれば、オーストラリアへ働きに出る様です。
ここで問題となるのは、日本では稼げないと考えた「日本人」が海外に流れ出し、国内の労働者不足に拍車がかかっている事にあります。
元々オーストラリアはワーキングホリデーを希望する人たちに人気の国でしたが、2024年の現時点でのビザ発給件数は過去最多を記録したそうです。
ただ、語学力が足りずに仕事が見つからないケースも多発し、食事すらできない人もいる、との報道がありました。
また、資金が底をつき、帰国もできない状況にある人もいるそうです。
まさに何をするにも「事前の準備が欠かせない」の典型的な例と言えるでしょう。
国内での労働力の確保が困難になった現在では、企業側も最大限の準備が必要です。
採用候補者の選考時には、バックグラウンドチェックやリファレンスチェックで、その人の適性を見極める事が必須と言えます。
近年は、新人ガチャ等の言葉も生まれ、人を育てる事が難しくなっています。
採用前の調査は、よく知って採用することにより、人材育成の効率化に役立ち、採用時のリスク回避に最適な方法と考えられます。

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