調査手法のメリット、デメリット
当社では企業の信用調査や採用調査の大半を、側面調査と呼ばれる手法で調査を行っています。
詳細は伏せますが、調査対象に直接取材をするのでは無く、対象の周辺者から情報を引き出します。
対象から情報を得る直接調査は、速やかにデータを得る事ができる、と言う利点はあります。
一方、直接調査の報告書では10数年に一度商品を売っただけであっても「主要取引先」と申告される様な例は珍しくありません。
つまり「情報提供者に都合の良い内容」だけを与える事も可能なのです。
これに比べ側面調査は、客観的な評価が得られる事が特徴です。
ただし、欠点が無い訳ではありません。
対象の事を知る方々への取材ができなければ、情報は希薄になってしまいます。
その為、できるだけ多くの方々にコンタクトをとる必要があり、信用調査等の場合は、ご依頼から結果の報告までに、2週間程度の時間が必要になります。
与信調査や反社会勢力関与調査を依頼される企業様は、すぐにでも結果報告が欲しい、とのご希望は承知しておりますが、調査結果の精度を上げる為、お時間いただく事にご理解をお願いいたします。
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