バックグラウンドチェックで早期退職者を減らす
先月の末あたりから、新人研修に向かう新社会人の若者を駅などで見かけるようになりました。
前年度2022年12月現在の大学生就職内定率は84.4%で、前年同時期より1.4ポイント上昇し、企業の積極的雇用が見られる、と報じられていました。
これまでの統計発表を見ていますと、景気の回復期に就職した者の早期離職率は、低迷期より高い傾向にあります。
確かに景気の回復は望ましい事です。
ただ、企業にとっては人材流出のデメリットにもなり得ます。
よく言われている事ですが、春と夏の大型連休が終わった頃に、退職を検討する者が増える、と言うのは事実です。
せっかく雇った人材の早期退職の可能性を下げる為には、中途採用の場合は特に、採用前に調査で前職の退職理由を知る事をお勧めします。
採用調査(バックグラウンドチェック)ですべてが解決する訳ではありませんが、前職で何を考え退職をしたのかを知る事は、早期離職率を減らせる上、採用後の指導にも役立つと考えられます。
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