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採用調査で社会常識の欠如が判明
採用調査(バックグラウンドチェック)は、履歴書に記載されている在籍期間等の経歴確認だけではなく、短時間の面接だけでは見えない部分も多い求職者の社会常識の有無等についても把握できる場合があります。
コンプライアンスが重要視される現在、特に社外秘や金銭などを扱う部署に社会常識の無い人材を採用してしまえば、社内へ与える影響は大きいものとなります。
弊社で行った採用調査においても、次の様な事例がありました。
調査対象者は、前職で食品関連の企業に正社員として勤め、給与計算などの経理業務を担い、一所懸命に仕事に取り組んでいる姿勢が見られたとは評されていました。
しかし、社会常識に欠けている面が見られました。
給与計算で知り得た社員の給与明細を他の社員に漏らしてしまっていた事や、リモートワークの際に社外秘の住民税等の資料を自宅に持ち帰っていた事などが判明。
少し厳しく注意したところ、対象者にはそれらの行為が社会常識に欠けるという意識が薄く、悪気の無いまま行為を行っていたことが分かりました。
こういったことは、実際の業務に就いてみないとなかなか見えない部分です。
ぜひ、採用前のバックグラウンドチェックをお勧めいたします。