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何が1番嫌だったかと言えば[日常小話]


夫婦のトラブルはいくつもあると思うけれど、我が家の一番の問題はコミュニケーションが円滑に取れないところである。
もちろん私が求めているレベルが高い事もあるだろうし、相手方が言葉のコミュニケーションが苦手である事もある。
だからこれは仕方ない事だと頭では理解しているのだが、、、感情が追い付くかというとそれは別の話。

色んな方法は試したし、わかり合いたいとも考えたが、それは双方がそう思っていないと成り立たない事を強く感じている。
結局かみ合っていないという事を見せつけられ、これ以上の歩み寄りは無駄だと感じた結婚5年目。
余計な話はしないようにシフトチェンジはしつつも、専業主婦は話し相手が少ないためついつい話かけてしまう。

話しかけてもがっかりするだけという事はわかっているのに、繰り返してしまう自分に「愚かだな」と笑うもう一人の自分。
人間と関わり続ける限りこの悩みは終わらないのだろう。



たまに考えてしまう1人で生き続ける自分。
それだけの力はあった。関係はあった。将来設計はあった。
結局、結婚生活も母親である事も私にとっては寄り道だけでしかなく、最期の1人になった時に真の安寧が待っているのではないのだろうかと今の先の先を楽しみにしている。

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