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このテキストは1/2反省文です

毎週木曜日更新をかかげてテキスト作成に務めて5年以上が経過している。とくに今年は締切厳守を目標に半年以上遵守してきた。我ながら大したものだと自負が芽生えた今日この頃、2024年7月18日木曜日朝6時、このテキストを書き始めた

6時5分、さっきまでのわたしは分岐点に立っていて、意を決して”書く”という道を選んだところだ。わたしがテキストを書くにあたり自らに課してる条件は2つ。1つは先の通り、毎週更新すること。もう1つは最低1000字書くこと

文章力向上のために始めたわたしのnote更新は書き上げれば目標が達成されるので、このたった2つを守りさえすれば、(自分の中では)どんな内容でも構わないのだが、じゃあなぜこの時間にテキスト作成に着手したのかというと、シンプルにネタがなかった

ありがたいことにこの5年ほどで、なかには毎週読んでくださる方々が増え、公開するならばわたしのできる限りを尽くして楽しんでもらえるものを、という責任感も重くなってきた。

深夜4時、断続的な寝落ちを繰り返しながらうんうん呻ってもネタは浮かんでこず、ついに朝日が昇りきってしまった。焦る。仮病でも使って更新を1日ずらすか、どんなテーマでも何かしらを書くか。悩む。

わたしは損切りができないタイプの貧乏性なので、続けてきたことを辞めることにもったいなさを感じるし、再度積み上げる大変さを知ってるので辞めてしまうとすべてを辞めてしまう。つまり、[やる/やらない]は[辞めない/辞める]なのだ。

そして、文章かける人カッケエから始まったわたしのこれを辞めるということは、わたしがわたしの可能性をひとつ諦めるということに直結する。ここが一番嫌だ。ただでさえ加齢につれて出来ることが狭まっていくというのに、一番若い今に何かを諦めるなんてもったいなくて悲しいじゃないか。

そんな自縄自縛にあえぎ、7時5分。LINEが友人からのメッセージを通知した。この友人は『らんま1/2』の大ファンで、「わたしのオタクの原点」とこの作品に対して並々ならぬ感情を寄せている。

昨日は新作エピソードでのアニメ化が決定した『らんま1/2』はメインキャストの発表された日だった。リメイクアニメではメインキャストが刷新されることも少なくなく、同じ高橋留美子作品だと『うる星やつら』は諸星あたるとラムの声優が変わった。

先日のライブ帰りにそのことについて話していたところだったが、昨日の発表でなんと全員続投が報らされ、このLINEはそれを知った友人の喜びの報告だ。

7時30分。このテキストが1000字を超えた。間に合わせ、その場しのぎ、形式的提出……、できる限り楽しんでもらおうと云った手前に後ろめたい言葉が背中つついてくるが、これも何かのナニカになればと祈りを込めてこれを提出いたします。ここまで読んでくださりありがとうございました。

おしまい

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