『欅って、書けない?』が更に面白くなる予感がビンビンしてる。/2020.7.21
今週は欅坂46の冠番組『欅って、書けない?』(以下、けやかけ)の話もする。見ている自分やこれからへの期待などいろいろ浮かんできたのでまとめてみる。
今週めちゃ面白かったんですよ。
これがすごいことなんです。
まずは、必要な今にいたるまでの導入の話する。
わたしはまずおひさま(日向坂ファン)だ。
わたしは去年夏ごろにハマった『日向坂で会いましょう』から坂道グループを意識しだし、『乃木坂工事中』、『欅って書けない?』を毎週観始めた。
初めて観たのが、たしかプールに飛び込んだみたいな回だったと思う。
当時の率直な感想は「おもしろくないな」だった。
終始、欅坂メンバーがどこかぎこちない。
どうしたら面白くなるんだろうと迷ってるようで、尻込みして思い切れずにいる様子も窺える。
そんな調子だからMCの土田さん澤部さんと上手く噛み合ってなかった。
面白いハプニングが起きても、広がる前にすぐ鎮火してしまう。
絵に描いたような悪循環が起きている。
ひなあいに比べてセットも、大掛かりなクレーンを使っていて画が派手なのに、起きていることがしょぼい。悪いコントラストになってしまっていた。
そこから観続けてはいたものの、面白いなと思える回は数えるくらいしかなかった。時にはこれ放送事故なんじゃないか?と思うような回もあった。
そして今週の放送。
菅井さんが一生懸命なんとか盛り上げようと奮闘する姿が素晴らしかった。
2期生も明るい性格の人が多いのか、すごく活発で観ていて楽しい。
まだぎこちなさはあるものの、すごく面白かった。
これはおもしろくなってきたぞ、と思った。
これから更におもしろくなるな、とも思った。
一生懸命だけどどこか抜けてる菅井さん、尾関さんの澤部LOVE、小林さんの小言ツッコミ、不思議な世界観の土生さんなどなど。他にも色んなの粒がたくさん揃っていると思う。
ひなあいは、その分子活動が活発だから面白いわけで、欅坂と日向坂の子たちは同年代。そこまで大きな能力の差があるとは思えない。同じくらいのことはできるはずなんだ。気がつけば、毎週「頑張れ、それでいいんだよ」と応援しながら観ている自分がいた。
そしてある日、もしかしたらもっと番組が面白くなるんじゃないかと希望がよぎるニュースがあった。それは欅坂46の改名。このニュースは、けやかけに関してだけ言えばおおきくプラスに働くと見積もってる。
もちろん長年応援していたファンにとって、思い入れがある名前を改名することは悲しかったり色んな感情が動くことだと十分わかってるつもりだ。
今回はけやかけというバラエティ番組ベースの話をしたい。
そこをご理解の上読んでいただきたい。
わたしたちの身の回りでも、高校、大学デビューや引っ越し、年度が変わったっただけでも、変化によって何か始めようする気が起こるもの。それだけ節目とは、思いきったことをする起点になる。
そして大きな変化を経て、ブレイクスルーを果たした前例がある。
お察しの通り『日向坂で会いましょう』だ。
ひらがな推しの勢いそのままに、改名、長年の夢だったシングルデビューを経てさらに加速をましたひなあい。
メンバーの雰囲気が、ちょっとヤバいんじゃないかと思うくらいハイになっていた。そのハイなテンションの最高到達点はBBQロケとニブモネア回あたりだったと思う。とにかくなんでもワーッとやっちゃうパワーに満ち溢れていた。放送観ていた方はうなずいてくれるかもしれない。
改名を果たして、新番組が始まるだろう。
ガラスを割った瞬間、そのときに先ほどの粒たちが一斉に活動を始め、噛み合いだしたらどうなんのって話。
参加しやすい環境ができて積極的に参加するメンバーが増え、今までわからなかった意外なメンバーの新たな魅力が見つかるかもしれない。
そうなったらそれを美味しく調理してくれる素晴らしいMC2人の出番。今までの悪循環が一気に好転、いい循環が出来上がる。
いやあ楽しみでしょうがない。個人的には小林さんがツッコミで開花するところが観たい。ぜひともこうなって欲しいと願いつつ、欅坂46の残された時間の行方を初心者なりに見守っていきたい。
おしまい。