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みんな笑顔で「はい、『日向坂で会いましょう』」

今回も『日向坂で会いましょう』おもしろかったですね。

各種ブログやSNSの発達によってアイドルの日常を手軽にのぞき込め、わたしたちの生活と地続きになった。今日なに食べた、好きな本は、ここに遊びに行った―――などの日常的な写真からライブのオフショットまでありとあらゆる光景が日々、アイドルたちから供給されている。

わたしにとっては過剰で飽食ぎみなその供給を生真面目にチェックしていては目が回りそうなのでほどほどにしているのだが、傍から見ていてファンサービスの域をすこし超えていそうな気してるもはや仕事のうちのひとつである。拡散力をもつSNSを使って広告して、そうでないものはファン向けに素敵な自撮りをアップしたり、一般的な会社員の仕事量が情報技術の進歩がもたらした高効率化によって従来より増加した、という話を聞いたことがあるが、芸能人ももれなくその恩恵と負荷を享受してるとおもうと仕事面でもわたしたちと地続きなのだと実感したりする。

今回は【2023年をルックバック!第1回日向坂46フォトコンテスト】を開催。2023年の日向坂メンバーを彼女らが過ごした日常の風景の一部を覗かせてもらう。この番組でオードリーと日向坂メンバーが取り留めない話題で和気藹々と楽しんでいる風景はやはり見ていて癒される。オードリーの加齢と若い世代の加入とともに彼らのジェネレーションギャップが広がっていくのも見ていておもしろい。過去にはオードリーの強硬姿勢に対して松田好花のキン肉マンや野球部企画をはじめとする歩み寄りによって今の関係性ができたのに習い、両者が歩み寄らざるを得ない企画などが見たくなった。例えば春日、若林出演の妄想デート企画とか。

楽しんで観ているその一方で、当おひさまnoteの書き出しは、いついかなる時もおもしろい『日向坂で会いましょう』への信頼の証として決まり文句を採用しているが今回は「おもしろかったけど…」と付け足したいともおもってしまった

この企画、今時それほど珍しくもないアイドルの日常写真を使ってわざわざテレビでやる必要があるのかなと途中から思ってしまったし、誰かの今日見た夢の話を聞いてるときのような同調しずらさを感じて、おもしろかったけどイマイチピンと来なかった。

これはあくまで建付けへの疑問であって、内容自体は文句なしにおもしろかった。今回は4期生たちがほぼ主体となって写真にまつわるエピソードトークを頑張っていた。石塚瑶季が興奮してトークがままならないキャラはトーク以前に彼女自体がおもしろいし、山下葉留花はキャラがすっかり確立されてるから振られた時点で期待してしまう。

次回は【企画プレゼン】企画。おそらくこちらも4期生がフィーチャーされるはず。どんな企画が飛び出すのか、とても楽しみだ。

おしまい。


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